美容院には髪を洗ってから行くべき?知らないと非常識と思われること
美容室に行くのが楽しみという人がいる一方で、なんだか憂うつと感じている人も。
キレイになるために行っているのに、色々と気をつかってストレスになっていてはもったいないですよね。苦手意識を克服するコツはこちらで紹介しているので、参考にしてください。
「まだ美容室ジプシーなの?40代が運命の髪型を手に入れる3つのコツ」
今回はこんな時どうしたらいいの? これってアリ?といった小悩みについて美容師さんにうかがいました。
予約は電話とネット、どちらがお得?
ひと昔前は電話で予約が当たり前でしたが、ネット予約の割合が増えてきているようです。会話が苦手、電話嫌いの人にとってはうれしいツールですが、予約が入っていなかったというトラブルもあるようです。
電話とネット予約、サロン側はどちらをオススメするのでしょうか?
「ネット予約はサロンの営業後にもできるので、お仕事が忙しい方にとっては便利だと思います。電話の利点は予約状況に応じて対応できることです。“明日行きたいんだけど”というときでも、あいている時間を見つけて予約を入れることもできますし、●日の●時ならすいていますよとオススメすることもできます。ネットと電話のどちらがいいかというのは、その時の状況にあわせて使い分けていただくのがいいと思います」
「ネット予約は24時間対応なので、好きな時に予約ができてキャンセルもしやすくなっています。ただ、予約枠や時間帯に制限があるので電話予約のほうが融通はききますね。トラブルが心配な人は電話予約が確実です」
「直前や当日の予約はネットでの対応が遅れてしまう場合があります。前もって予約をする場合はネット、直前は電話と使い分けてはいかがでしょうか」
24時間対応のネット予約は忙しい40代の強い味方。初回限定で割引サービスを行っているところもあるので、お得な場合も。ただ、直前の予約は対応が遅れる場合もあるので、電話のほうが確実です。
また、当日のメニューが確定していない人も電話のほうがよさそうです。
「パーマをかけたいけれど、どうしようと悩んでいる場合は予約の際に伝えてください。カットだけの場合とパーマをかける場合では施術時間が異なるので、他のお客さまと時間がかぶり待つ時間が増えてしまいます」
「予約の際にメニューが確定していなくても、大丈夫です。迷っていることだけは予約の際に教えてください。メニューは当日、カウンセリングしながら決めていきましょう」
美容室での待ち時間を減らすためにも、「メニューに迷っている」ことはきちんと伝えておきたいですね。自分のためだけでなく、次にくるお客さんのことも考えて行動するのが大人の対応です。
美容室に行くとき、髪は洗っていかなくてもいい?
美容室で髪を洗ってもらうけれど、髪が臭かったらイヤだな、ベタベタしているのは相手に失礼? でも、何度も髪を洗うのは頭皮によくなさそう……。意外と悩むのが美容室に行く前の洗髪問題。特に午前中に美容室に行く場合、前日夜の洗髪を悩む人も。
「シャンプーを含むメニューであれば、洗髪してこなくても特に問題はありません」
「サロンに行く直前に髪を洗うのは控えたほうがいいでしょう」
仕事帰りなど夕方に行く場合、気になるのがスタイリング剤。ワックスやキープスプレーがついているのはどうなのでしょうか。
「スタイリングが少しついているくらいは大丈夫です。ジェルやハードワックスの場合は、シャンプーしてからの施術になるので、多少時間はかかります」
「何もついていないほうがすぐに施術ができるので、サロンの滞在時間を減らすことができます。汚れがないほうがカラーリングもしやすいのですが、会社できちんとしたスタイルをキープするためにスタイリング剤は必要だと思うので、気にしないでください。髪の状態を見て、施術方法を変えていきますから」
施術中はどこを見ていたらいいの?
鏡にうつる自分を見るのってなんだか恥ずかしいというか、イヤ(笑)ですよね。でも、うつむいているとカットしにくそうだし……。
「美容師の手元を見ている方が多いように感じます。雑誌やスマホを見ていても問題ありませんが、できるだけ真っ直ぐな姿勢を心がけてください。傾いていると長さが狂ってしまい、仕上がりに差がでてしまう恐れも」
「うつむき過ぎなければどこを向いても大丈夫です。目を閉じていてもいいですよ」
「鏡で髪型が変わっていく様子を楽しむのもいいと思います」
カットのときは頭を動かさないのが基本。真っ直ぐ鏡を見ているのがいいようです。カラーやパーマの待ち時間は雑誌を読んだり、リラックスして過ごしましょう。
簡単なアレンジってしてもらえますか?
カットしたての髪はそれだけでキレイですが、出かける予定があるときはさらにおしゃれをしたいもの。そんなとき、予約の際に伝えていなかったけれどアレンジをしてもらえるのでしょうか。また、ひとつ結びや巻き髪って追加料金がかかる?
「ゴムだけ、ピンだけでできる簡単なアレンジであれば料金はかかりません。アイロンで巻く場合ももちろんサービスの範囲内です」
「凝ったデザインのアレンジはセット料金がかかってしまいますが、ひとつ結びやおだんご程度の簡単なものであれば大丈夫です。担当の美容師さんにどこまでのアレンジなら料金がかからないか聞いてみるといいですね」
アイロンで巻く、ひとつ結びやおだんごならサービスとして行ってくれるところが多いよう。ただし美容室によって対応が異なるので、確認してみましょう。
美容室の上手な活用法とは?
美容室ではできるだけリラックスして過ごしたいけれど、気疲れしてしまう人も。また、思い通りのスタイルにならず、しょんぼりして帰ることもありますよね。
最後に、美容室での時間を楽しくするためのアドバイスをいただきました。
「髪の悩みなど、思っていることは心の中に留めておかずに何でも伝えてもらえると嬉しいです。美容師はお客さまの髪悩みを解決したいと思っています。一緒にキレイになりましょう」
「無理に話をしようとしなくて大丈夫です。スマホや雑誌を見てゆったりと過ごしてください。不快なことや気になることを直接伝えられない場合は、サロンへのメールやアンケートなどで教えてください。お客さまの声をもとに改善していきます」
「会話に困ったらヘアケアやスタイリング方法について聞いてください。私たちも施術をしながら、アドバイスをしていきます」
「雑誌を読んだり、スマホでSNSチェックをしたり好きなように過ごすのが一番です。でも、せっかくサロンに来たのだから、キレイになるためのことを吸収して帰ってほしいと思います。毎日のスタイリング方法や髪へのアドバイスも持ち帰ってほしいですね」
求めるだけでなく、客側である私たちも気をつけたいことがあります。
□遅刻やキャンセルをするときは必ず連絡を入れること
5~10分くらいなら大丈夫でしょと思わずに、予約時間に到着しているようにしましょう。そのあとの施術にも関わってきますので、遅刻は厳禁! 直前のキャンセルは美容室にとって損失になるので、避けたいところです。
□無反応はNG。会話が苦手でも髪に関することにはきちんと答える
会話が苦手だからと思っていることを言わずにいてはトラブルのもと。特に髪に関しては好みをちゃんと伝えたいものです。また、カラーの最中など頭皮に違和感があれば即伝えましょう。
美容室に限らず、気持ちよく過ごすためにはコミュニケーションが大切ですよね。疑問や悩みをそのままにせず、美容師さんと一緒にキレイをつくっていきましょう。
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