【義実家の本音】孫の誕生日ケーキまで用意しなきゃダメ? 頻繁に訪れるのはうれしい反面、実は負担に⁉
頻繁に訪れる息子家族の対応に追われて……
静岡県在住の節子さん(仮名・65歳/パート勤務)は、2歳年上の夫との2人暮らし。一人息子はすでに結婚し、家を出ています。節子さんが頭を悩ませているのは、息子家族のことでした。
一人息子が「家を建てたい」と言った時も、お金を少し用意したこともあり、節子さん宅の近くに家を建てることとなりました。その時、節子さんは近くに住んでくれることを、とても嬉しいと思ったそうです。
息子が近くに住むようになってからは、週末に限らず、嫁と孫(3歳)が頻繁に節子さんの家へ訪れるようになったそうです。嫁と孫はゴールデンウィークやお盆、お正月のみならず、週に数回顔を出すこともありました。
孫のことは大変可愛く、孫には絵本を読んであげたりして、節子さんは交流を楽しみました。また嫁と孫が家に訪れると、節子さんはその度に食事を用意したようです。
節子さんたちはすでに年金暮らしだったので、決してお金がある訳ではありません。それでも、孫や嫁の訪問を歓迎したいと思い、食事を用意する時はいつもより高級なスーパーへ足を運んでいました。
孫も嫁の喜ぶ顔は嬉しいものの、ご馳走を振る舞うたびにレシートとにらめっこする日々。孫と嫁の分も食費がかかるため、2人暮らしとは思えないほど食費がかかったそうです。
そして孫の誕生日も、なぜか節子さんの家で開催されたそうです。誕生日用のホールケーキやご馳走、誕生日プレゼントを用意しなければなりませんでした。
孫の誕生日ケーキも用意する羽目に
孫に喜んでもらえるのはいいものの、正直ホールケーキくらいは息子夫婦で用意して欲しいと思ったと、節子さんは語ります。
おまけに孫はアレルギーもあったため、アレルギー対応のケーキを探さなければならず、結局パティスリーにオーダーしたそうです。既製品よりお金がかかり、これまたレシートとにらめっこしたのだとか……。
そこで節子さんは、孫に「家でケーキは用意してもらっていないの?」と尋ねたそう。すると孫は「お母さんがおばあちゃんに買ってもらえばいいといっていた」と、ニコニコしながら話したのだとか。その言葉を聞いたとたん、節子さんは孫の前で腹だしさを表情に出さないようにするのに苦労したそうです。
嫁のあつかましい考えに、イライラが募る
つまり嫁は最初から誕生日ケーキやプレゼントを自分で用意しようとせず、義実家に買ってもらう前提だったのです。
流石にこの話を聞いた時は、節子さんも誕生日ケーキの用意をしたくないと思ったのだとか。しかし、ケーキを喜ぶ孫の顔を見ていると「仕方ないか……」と、自分を納得させたようです。誕生日ケーキもオーダーだとなかなかの値段に。さらにプレゼントも、となると予算内には収まりません。
節子さんを困らせたのは、食費をはじめとしたお金の問題だけではありませんでした。
時々、「友人と会うので少しのあいだ娘を見てもらってもいいですか?」と、嫁にお願いされることもあったようです。
▶つづきの【後編】では、厚かましい嫁との関係の展開についてお伝えします。孫の喜ぶ顔を見るのをとるか、嫁と距離を置くか!? 節子さんがとった選択は?__▶▶▶▶▶
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