義母のせいで、個人情報がダダ漏れ!勝手に住所を使うのを辞めてくれず、迷惑メールが次々と…!!
懸賞好きの義母から、いらないものを貰う羽目に
大阪府に住む美鈴さん(仮名・39歳/パート勤務)は、夫(40歳/会社員)、長男(8歳)の3人家族。義実家は家の近くにあり、将来的には介護をする可能性もでてくるだろうと心の準備をしているそうです。そんな事情もあり、美鈴さんはパートをしながら日々節約に励んでいました。
義母は昔から懸賞応募が好きで、懸賞に当たると「これ、美鈴さんにあげるわ」と、商品をくれることもあったようです。頂いたものは洗顔フォーム、メイク用品といった細々したものから、家電といった大きなものまでありました。
義母は商品が欲しいというよりも、懸賞に応募することそのものが好きという感じの人でした。懸賞情報を見つけると、いてもたってもいられず衝動的に応募しているのだとか。
また、懸賞に必要そうなバーコードや商品のマークがあれば、常日頃集めている様子。そのため、義実家には商品別のマークやバーコードを収納した小瓶や箱が無数に置かれていたそうです。
部屋いっぱいに懸賞で当てた賞品が溢れており雑然としている義実家。美鈴さんは義実家に行くたびに「要らない当選品は、そろそろ処分した方がいいのでは?」と提案してみたそうですが、義母からすればどれも当たった時の喜びが詰まっているらしく、なかなか処分できないそう。
モノによってはフリマアプリなどで販売することが禁止されているので(※懸賞は、当たった人が使うことが前提になっているため)、売買できないようです。
美鈴さんは、義実家に行く度に「いざ義父母が亡くなった時、遺品整理がこれは大変だ……」と、頭を抱えているようです。
今から、遺品整理のことで悩む日々
また、義母から「これあげる」と言われてもらっても、たいていは欲しいモノではありません。次第に美鈴さんの家にもモノが増えていき、やがて片付けるのも面倒になっていったようです。気づけば部屋のあちこちにモノが積み上げられ、収拾がつかない状態になっていきました。
義母に対するモヤモヤは、これだけに留まりませんでした。なんと美鈴さんの住所と名前を使い、勝手に懸賞へ応募していたのです。
発覚したのは、身に覚えのない商品が「キャンペーン当選のお知らせ」といって美鈴さんの家に届いたのがきっかけでした。義母にそのことを伝えると、どうやら「おひとりさま1回のみ」という懸賞だったため、勝手に美鈴さんの名前と住所を使用して、応募していたのだとか。
勝手に住所と名前を使われて、腹が立った
この事実を聞いて、「個人情報って言葉を知らないのかしら」と美鈴さんはひどく憤慨しました。
その後、ショートメールで「簡単なお仕事の案内です」という怪しいメールが複数回届き、もしかしたら義母が応募した懸賞をきっかけに自分の個人情報がどこかに漏れているかもしれないと、美鈴さんは怖くなりました。
さすがに美鈴さんも「勝手に住所使うのやめてください」と義母に伝えました。すると義母は「美鈴さんが喜ぶと思ったのに」といって、悲しい表情をしたそうです。
その時の義母は、「どうしてそんなことを言うの?あなたのために、懸賞に応募してあげたのに?」と言わんばかりの表情でした。そんな義母の表情を見て、そもそも価値観が違うので根本的には理解し合えないと感じたそうです。
ありがた迷惑なのがわからない義母に、終始イライラ
懸賞オタクの義母は、美鈴さんの代わりに懸賞に応募することが嫁のためになるとおそらく勘違いしていたのでしょう。でも、誰もが懸賞好きという訳ではありません。ましてや、個人情報を勝手に使うなんてもってのほかです。
この一見から、義母は美鈴さんの名前・住所を使いたい時は「使ってもいい?」と、一度LINEでメッセージを送るようになったそうです。
義母からLINEメッセージが届くたびに、美鈴さんは「違う。そうじゃない……。だから、こちらの名前や住所を使ってまで、応募して欲しくないというのに」と、心の中で突っ込みを入れているようです。
どうも義母は、懸賞情報を見るといてもたってもいられず、応募したい衝動にかられるようです。もはや懸賞中毒といってもいいでしょう。その後も、義母から懸賞当選の品をいくつかもらう日々。「もういらないです」といっても「遠慮しなくてもいいから」といって、義母はニコニコしながら商品をくれるそうです。
▶続きは【後編】▶義母の家だけでなく、自分の家にも懸賞商品があふれ始めてイライラも限界! 美鈴さんは義母にずばりと断りを入れることはできるのでしょうか?__▶▶▶▶▶
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