流産を経て妊娠後にイベントで1等当選!全然喜べない、むしろ不安を煽らてしまった理由とは?
40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。子宮頸がんになるまでの経緯や治療法、その時々に思ったことや女性としての生き方などを包み隠さず綴ります。
流産を経て無事に妊娠したものの、子どもの障害の有無について心配な日々。
周りのみんなからは、「そんなに心配しなくてもだいじょうぶだよ!まだ若いし」(当時35歳)などと言われていましたが、私には、ちょっとした理由からの不安があったのです……。
【連載 子宮頸がん日記#19】前編
バリ島のイベントに参加したら抽選会で1等当選!
妊娠がわかる前、友人に誘われてバリ島のラグジュアリーカラオケ屋さんのオープニングイベントに参加。そこでなんと400人の参加者の中から1等が大当たり!!
1等の景品は、バリ島と日本の往復航空券2名分+京都のスパ付き宿泊券4泊5日分という豪華な内容でした。
「ちょうど2人の息子を連れて日本に帰る予定なんです」と話したら、大人1名+子ども2名分の往復航空券&宿泊券に変更してもらえたという、なんとも太っ腹なありがたすぎる神対応。
そして、この3日後に妊娠が判明したのです。
「400分の1」の確率が不安に陥れる
今回のイベントでの1等大当たりは400分の1の確率。
一方、35歳の妊娠で、ダウン症の子どもが生まれる確率は385分の1と、抽選会での1等当選よりも高い確率です。
確率400分の1の抽選に当たるなら、385分の1も大いにありえる…。
また、ある一定数で流産が起きてしまうとはいえ、私が前回の妊娠で流産してしまったのは、何か要因があるのかもしれない。
さらには、子宮頸がん予備軍であることも、障害になりやすい要nないか?と、勝手な不安妄想も膨らみます。
この目に見えない不安を目に見える形で払拭して、落ち着いた妊婦生活を送るためにも、NIPT(新型出生前診断)を受けようと思ったのです。
▶▶【後編を読む】「妊娠中に胎児の発育異常を調べるNIPT検査を海外で。果たして結果は?」
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