
イケメン銀行員と「秘密の場所」で…。不倫の罠にかかった女性の末路は【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
イケメン後輩と二人きりで……
しかし、当時の印象はあまり良くありませんでした。
「あの時は、薄っぺらい人間だなと思って、遠巻きに見ていました。田舎の高校にありがちな『僕が一番、頭が良い』と思い込んでいるように見えました」
性格は悪くないけれど、飄々としていて、つかみどころがない。覇気も感じられない。彼の欠点は大きく変わったわけではありませんが、仕事をしていくうちに「彼は前よりも良くなっている」と気が付きました。
「一向に大人にならないままでいるのかと思いきや、仕事を任せてみると、きちんとやるんです。しかも私が忙しくてお昼ご飯を食べていなかったりすると、『はい、お土産です』っておにぎりを買ってきてくれたこともありました。彼は結婚していて、女の子が2人生まれていました。それが良かったのかもしれません」
そんな優しい彼だから、今回についての相談もできました。彼は快諾するだけでなく、『良いですよ。じゃあ、僕と課長で毎日見回りしますか?』と返してきました。『ど、どうして毎日やるの?』と尋ねると、彼はあっけらかんとした様子で、こう答えます。
『その方が、他の次課長に恩を売れるじゃないですか。交代でやるってことは、みんな怖いんですよ。銀行って歴史が古いせいか、七不思議とか、怖い話とか、よく出回っていますから』と返されました。
確かにモモさんの課は、他の課に数字で大きく劣っていました。悪くない案です。しかもハヤトさんが一緒なら大丈夫なように思えました。早速、翌日の夕方から、二人で金庫を回ることになりました。
帰り際に『ありがとう、明日からよろしくね』と彼に言葉をかけると、『美人上司と密室って、なんだか企画モノみたいですね』と笑いながら返されました。さらっととんでもないことを言われて困惑しながら、モモさんは家路につきました。
しかし翌日、知ることになるのです。本当に怖いのはお化けではなくて、本当に人間だったのだと。
後編▶▶「イケメン部下と「秘密の場所」で…不倫の罠にかかった女性行員の末路【エリート銀行員たちの不倫事情】後編」に続く
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