
話がつまらない、ホテルへ行ったらガッカリ。 男性をこきおろす彼女が「婚活をやめない」理由とは?
やってしまいがちな理想の相手に出会えない理由
K美さんの話を聞いて、まず私がすすめたのは「謝罪すること」です。誰に謝罪するかというと、これまでに出会い、K美さんがこきおろしてきた男性たちです。
「自意識過剰だから」「話がつまらないから」などと相手のことを悪く言っている限り、理想の相手に出会うことはないといってよいでしょう。
婚活がなかなかうまくいかない大きな原因のひとつが、「男性を見下していること」です。男性を見下していると、どんな相手と出会っても悪い部分に目がいきます。婚活がうまくいくはずがありません。
男性を見下している人の多くが、自分の父親を見下しています。そういう人には、まず親に謝罪することをおすすめしています。
K美さんの場合は、親御さんではなくて「これまでこきおろしてきた男性たち」に謝罪をすることが先だとお伝えしました。K美さんのように、婚活で出会った男性の悪口をネタにすると女子会では盛り上がりがち。つい話してしまう気持ちはわかります。しかし、心ときめかない相手と次々と会わなければいけない婚活は、ある意味で過酷です。「ネタにでもしないと、やっていられない」という心境にもなるでしょう。
しかしネタにしている限り、婚活はうまくいきません。そのうちにネタ探しそのものが楽しくなってしまい、なんのために婚活をしているのかわからないまま、ずるずると続けている人は少なくありません。
湯ぶねの中で、こきおろしてきた男性たちに謝罪
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出会った相手やつきあった相手を見下している人は、じつは自分自身を見下しています。出会った相手をこきおろすということは、「私はこんなにつまらない、魅力のない相手にしか出会えない」と自分に言い聞かせているようなもの。おつきあいをしたり、深い関係になったりした相手を見下すことで、自分自身を傷つけてしまいます。
こきおろしてきた相手だけでなく、自分自身にも謝罪をしましょう。
謝罪のしかたは簡単で、決まったルールはありません。
たとえば湯ぶねに浸かっているときなど、毎日ひとりでリラックスできるときに、心の中で「悪く言ってごめんなさい」「傷つけてごめんなさい」とつぶやくだけ。
3週間くらいをめやすに、自分の気持ちが落ち着くまで続けましょう。自分自身も別れた相手も、「幸せになっていい」「幸せになってほしい」と心から思えるようになったら、終了してかまいません。
謝罪を終えたK美さんは、改めて「どんな人と出会い、結婚したいのか」を見つめ直して「理想の人リスト」を作りました。これまでとは違う新たな思いで、婚活を続けています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回の働く女性の「婚活ストーリー」もどうぞお楽しみに。
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