「拘る」の読み方、知っていますか?「拘る」で2つの読み方ができます!
正解は…
「かかわる」と「こだわる」です。
なお「かかわる」は「関わる」と表すことのほうが多いのですが、辞書を見てみると
1 関係をもつ。関係する。
2 重大なつながりをもつ。影響が及ぶ。
3 (拘る)こだわる。出典元:小学館 デジタル大辞泉
“(拘る)こだわる。”とあります。
「拘る」と書くときは、「かかわる」と読めても意味は「拘る(こだわる)」なのです。「拘る(かかわる)」の例文には「つまらぬことに拘っている場合ではない」とあります。「かかわっている」と読めますが、「こだわっている」と置き換えることもできます。
また「拘」は「手をかぎ(鉤)のように使い、物をひっかけてとどめる」を意味し、かつては「拘る」の例文が表すように「物事が滞る」ことを指す、あまり好ましくない意味だったのだとか。
今では「こだわり」と聞くと“物事に妥協せず、とことん追求する。”の意で捉える人が多いと思いますが、「拘る(こだわる)」のほとんどの意味がややネガティブなのが面白いですね。
参考文献
- 拘|漢字一字|漢字ペディア
- こだわり(笑える日本語辞典)
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本記事はリバイバルです
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