「夫婦なのにおかしくない?」セレブ生活ができると思った、経営者との結婚。こんなハズではなかった、44歳専業主婦の誤算
会社経営をする夫と、32歳で結婚
静岡県在住の恵さん(仮名・44歳)は、会社を経営する夫(45歳)、長女(10歳)、次女(8歳)の4人家族。夫はリサイクルショップなど複数の事業を手掛ける経営者。ビジネスセンスがあることもあり、これまでお金に困ったことはないそうです。
夫と出会った時には、すでにマンションや高級外車を数台保有してイケイケの様子でした。当時恵さんは会社員として働いていましたが、職場の雰囲気に馴染めず、ずっと辞めたいと思っていたそうです。
彼と結婚すれば寿退社もできるし会社員生活から逃れられる、と結婚を決めたそうです。セレブな生活にも憧れがありました。
ところが、その結婚生活は決していいものではなかったのだとか……。
自由業の夫は適当な理由をつけては、家に戻らないことがありました。たとえば「取引先の人と会食があるから」と言ってホテルに連泊する、出張だと言っては数週間帰って来ない、など。
経営者なので労働時間が定まっておらず、「今仕事」と言われたら、恵さんはその言葉を信じるしかありません。
あまりに家にいないので、「彼は本当に私と家族なのだろうか」と、悩むようになったのです。そして、夫への不満は家に戻る戻らない問題だけではありません。時には、LINEをおくっても既読すらつかなかったそうです。
LINEも既読にならない日々が続き、モヤモヤが続く
数日後、夫からやっとLINEの返信があり、「なぜ連絡をくれないの。どこで何をやっているの?」と尋ねても「長期出張中だから、仕事に集中させて欲しい」の一点張り。
はたして、本当に仕事で家に戻らないのでしょうか。その理由すらも、当時はさっぱりわからなかったそうです。仕事なら仕方ないと思い、恵さんは周囲の助けを借りることもなく、ワンオペで2人の子どもの育児をこなし続けていたのだとか。
誰の助けも借りられず、育児ノイローゼになりかけて、心療内科に通っていた時期もあったそうです。そんな時も夫は何も助けてくれなかったと、恵さんは語ります。
事件はある日突然起こります。それは、夫の部屋を片付けていた時のことでした。部屋の隅に大きめなボストンバッグがあり、衣類が詰め込んであったので、「洗濯が必要なものも、あるかもしれない」と思って、バッグを開けたそうです。
すると、ポケットに数枚の領収書が入っていました。ペットボトルのジュースとお弁当を2個ずつ購入した領収書、ホテルの2人分の宿泊領収書でした。その時、恵さんはやっと「浮気をされていた」と気づいたのだとか。
領収書を見て、浮気を確信
夫は海外へ出張と言っていた時も、本当は浮気相手と旅行に行っていたのでしょう。バッグの中をくまなくチェックすると、長い髪の毛が数本入っていたそうです。バッグに顔をつっこむと、どこか甘い香水のような香りも。夫は香水をつけるようなタイプではありません。となると、これは女性の残り香でしょうか。その時に、これはクロだと悟ったそうです。
夫にそのことを指摘すると、なんと夫は逆ギレ。
「なんで、人のバッグを勝手に開けるんだ」と怒り始めたのです。ただ恵さんからすれば、着用した衣類があるなら洗濯する必要があるから、ボストンバッグを開けただけです。そもそも、浮気をしていたのなら、まずはそのことについて謝罪して欲しいものですよね。
しかし、夫は「世間常識がない」「勝手に人のものを触るのは、育ちが悪いからだ」など、恵さんについてケチをつけ出したのだとか。
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