「夫婦なのにおかしくない?」セレブ生活ができると思った、経営者との結婚。こんなハズではなかった、44歳専業主婦の誤算

2024.06.28 LIFE

ケチをつけ始める夫と、口論に発展

恵さんは辛くて、その場で「酷い」「そんな言い方はないんじゃない?」と言い返しました。

それでも夫は聞く耳を持たず、理詰めで恵さんをガンガン攻め続けたそうです。頭の回転が速く経営者として成功をおさめている夫。“口撃”されながら「私以外にも、こうやって彼から理詰めされて辛い思いをしている人がいるのかもしれない…」と、感じた恵さん。仕事ができる人は頭の回転も速く、口も上手いですが、敵に回すと怖いのかもしれませんね。

恵さんは腹が立ったものの、離婚をすることは難しいと感じたそうです。寿退社をしたので、その後は仕事をしていません。今離婚しても、2人子どもを抱えて仕事をするのは至難の業でしょう。あのとき、職場の人間関係に悩んでいたからとはいえ、仕事を辞めなければよかったと、激しく後悔したそうです。

夫からは「今度、勝手にカバンを開けたら離婚だ」と、叱責されたのだとか。この時点で、恵さんは夫と対等な関係を築けていないと感じたそうです。夫婦が対等な関係なら、浮気がバレた時点で「すまない」と謝罪するはずですよね。

 

 

夫から離婚と言われても、離婚へ踏み出せない自分にモヤモヤ

結局、恵さんはその後も夫と結婚生活を続けています。相変わらず、夫は家に帰ってきません。夫から嘘をつかれて浮気をされていたことが、恵さんは今でもどうしても許せないそうです。

不幸中の幸いというべきか、2人の娘たちが恵さんの味方をしてくれることが唯一の支えなのだとか。今は娘たちが成人するまで、なんとか結婚生活を続け、いつでも離婚できるように資格勉強などを始めようと検討しているのだとか。

もし、恵さんがこのまま資格取得を果たして仕事復帰することができたら、経営者として稼いでいる夫であっても、見捨てられるかもしれませんね……。

恵さんはこの経験から、人生の選択肢を増やせるように、結婚や出産で一度は仕事から離れてもいつでも復帰できるスキルは欠かせないし、「男性に頼る人生」は難しいと感じたそうです。

 

恵さんのように、セレブを捕まえて専業主婦になりたいという女性は少なくありません。結婚はゴールではなく、あくまでスタートです。結婚後に「万が一」のトラブルが起きた時、いつでも離婚できるように女性も経済的自立ができるスキルを身につけておくことは、大切なのかもしれませんね。

 

 

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