「蝸牛」の読み方、知ってる? 梅雨の時期によく見かける生きものだよ【漢字クイズ】

2024.08.05 QUIZ

 

「かたつむり」です。

 

【漢字解説】

「蝸牛」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

 

マイマイ目の陸生有肺類巻貝の一群の総称。オナジマイマイ・ウスカワマイマイ・ナミマイマイ・ミスジマイマイなど種類が多い。5~6階から成る螺旋(らせん)形の殻があり、大部分は右巻。頭部の2対の触覚のうち長い方の先端にある眼で明暗を判別する。雌雄同体で、卵生。湿気の多い時、または夜、樹や草にはいあがって若葉などを食う。世界に約2万種、日本に約700種。かたつぶり。でんでんむし。ででむし。まいまい。まいまいつぶり。かぎゅう。〈[季]夏〉

広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店

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6月頃、ジメジメとした日や雨の日に歩いていると、かたつむりを見かけたことがある人も多いと思います。

日本人にとってかたつむりは馴染み深く、江戸時代の人たちもかたつむりを知っていたそうです。

また、かたつむりを題材にした童謡は有名ですし、6月のカレンダーにはかたつむりのイラストが挿入されたデザインのものも多くあります。

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「蝸」の解字

 

形声。虫+咼(音)。音符の咼は、渦(カ)に通じ、うずの意味。うずまき状のからのある、かたつむりの意味を表す。

出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

童謡『かたつむり』(作・吉丸一昌)のあれこれ

「でんでんむすむしかたつむり~♪」ではじまるこの童謡は私たちに馴染み深いですよね。

 

この童謡の作詞は、童謡運動の先駆者である吉丸一昌だと考えられています。

『かたつむり』は1911年4月に『尋常小学校唱歌(一)』に発表されました。

「でんでんむしむし つのだせ やりだせ~♪」というわらべうたを下敷きにしたと考えられています。

 

※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)

 

 

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