「子ども同士は仲良しだけど、相手のママが苦手!」突然、そのママと取り巻きママ達が無視してきて、毎日が苦痛!!

2024.08.07 LIFE

スクールバスの送迎で、ママ達と交流することに

千葉県在住の葵さん(仮名・41歳/フリーランス)は、3歳年上の夫、4歳の息子との3人家族。葵さんは現在、息子を保育園に預けて、在宅でデザインの仕事に携わっています。

息子を保育園に預ける時には、保育園が遠いのでスクールバスを利用することに。スクールバスの送迎時には、降車場所で他のママさん達と話をすることもあります。どこの送迎スポットにもボスママがいるようで、葵さんのお迎え場所では、奈津子さんというママがボス的なポジションにいました。奈津子さんは、葵さんの息子と仲がいい男の子のママでした。

葵さんによると、奈津子さんはやや大柄で、いつもムスッとした表情が特徴的な女性とのこと。見た目からして怖そうなので、できれば関わりたくないと感じていたそうです。奈津子さんはママ友の間では「さすが、奈津子さん」と、日頃からおだてられていました。どっしりとした貫禄のある雰囲気だったので、周囲も「この人に嫌われたら、怖い」と察し、自然と持ち上げていたのかもしれません。

奈津子さんはどんなに周囲からおだてられても、ニコリともしません。いつも口をへの字に曲げて、どこか不満そう。ただ、葵さんから見ると彼女は決して何か不満を抱えているという訳でもなく、自分の不機嫌さを辺りにまき散らすことによって、周囲に気を遣わせようとしているように見えたそうです。

つまり、自己中で気を遣えない女性といったところでしょうか。どこにでも、必ず一人はこういう女性っていますよね。

 

 

不機嫌を人にぶつけるママに対し、イライラが募る

奈津子さんの性格で困ったのは、人の話にケチをつける点だと、葵さんは語ります。たとえば、「今度、家を買う予定」と話す女性がいれば、「住宅会社は大手?どこの会社?」と聞いて、小さなハウスメーカーだと「信用ならないから、ちゃんと下調べした方がいいんじゃないかしら」とケチをつけるありさま。正直、どこで家を買うかなんて、人の勝手ですよね。人の幸せな話が、とにかく気に入らないのでしょう。

人のいい話にはケチこそつけるものの、誰かの悩み相談といったネガティブな話には「大変だったわね」「頑張って」とねぎらいの言葉をかける奈津子さん。おまけに、人の不幸話になると目をキラキラと輝かせて「それで?それで?」と聞くそうです。人の幸せや嬉しい話を素直に受け取れない奈津子さんを、葵さんは信用できませんでした。

しかし、いくら苦手で信用できないからとはいえ、そっけない態度を取るのは失礼ですよね。おまけに奈津子さんの子どもは、葵さんの息子と大の仲良しだったこともあり、どうしても無下にはできなかったそうです。

奈津子さんのことが苦手な葵さんでしたが、最低限の会話には応じるよう努めてきました。ただ、話に合わせ続けることに対し、「限界」を感じるようになっていた葵さん。その理由は、奈津子さんがいつも人の悪口ばかり言うからでした。

彼女はいつもその場にいないママの話をしては、「あの人は化粧が濃い」だの、「子どもが瘦せているから、ちゃんとご飯を与えていないのかしら」などとケチばかりつけていたのです。

 

 

人の悪口には、どうしても賛同できない

奈津子さんの取り巻き達は、いつも「えー」と驚きながらもなお、彼女に合わせていました。葵さんはどうしても人の悪口に同調できず、苦笑いをして対応していたそうです。

子どもの保育園生活が終わるまで、このままトラブルなく「ママ友との関係が終わればいいな」と思っていた葵さん。ところがそんなある日、ママ友達からとんでもない仕打ちを受けたのです。

それは、スクールバスで帰ってくる息子を迎えにいったある日のこと。いつものようにバスが停まる場所へ足を運ぶと、ママ友達が奈津子さんを囲み、こちらを向いてヒソヒソ。葵さんが「こんにちわ」と声をかけると、ママ達は急に会話をピタリと止め、無視をし始めたのです。

その様子を見て、「私、何かしたのだろうか?」と、混乱した葵さん。ヒソヒソ話をする彼女達の様子をチェックすると、どうも奈津子さん以外の女性は、どこか決まりの悪そうな表情を浮かべていました。この様子を見て「私が今、みんなから無視をされているのは。奈津子さんのせいかも」と察したそうです。

 

 

つづきの【後編】を読む▶ 保育園バスの送迎スポットで顔を合わすママ友たちから、突然の無視を受けた葵さん。急にみんなの態度が変わったのは、やはり奈津子さんのさしがねなのか? __▶▶▶▶▶

 

 

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