「夏休み、もう無理…」子どもの「自堕落生活」は発達障害が原因? それとも⁉

2024.08.07 LIFE

デキた夏休みを過ごす子ども達を見ては凹む毎日

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私は仕事柄、調べものをするために図書館に行くことが多いのですが、そこで見るのは、友達同士で集まって宿題に励む学生たち。ちょっとだけ聞こえてくる話の内容からすると、長女と同じ年頃なんだと思う。

 

「この課題終わったらコンビニ寄らない?アイス食べて気合い入れようよ」

「それ、めっちゃいい!」

「全部課題が終わったらプール解放してるから、みんなで行かない?」

 

そうそう!「勉強も遊びも100%!」っていうのが、青春だよね。学生の夏休みはこうでなくちゃ。

それに比べて長女ときたら……
一日中ベッドの上でゴロゴロしているのは、なんなんだろう(涙)。

 

 

なんでも「発達障害のせい」にして対策を探すクセ

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私は「発達障害は個性」だと思っているため、あえて隠すことはしていません。長女本人にもそう伝えています。

自分から言いふらすようなことはしないけれど、同じような認識をもつ人が増えたら発達障害を含めマイノリティの人達は生きやすくなるはず。

そんな願いもあって、聞かれたら長女本人の気持ちを考慮しながら話せる内容は伝えています。

 

そのため、私の周りには「子どもが発達障害です」や「私自身が発達障害です」という友人が多い! 他の人にとっては深刻な悩みになりそうなことも、わりとカジュアルなノリで話す環境なんです。

 

そんな中、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもを持つママと夏休みの過ごし方について話をすると一言。

「元々夜型っぽかったじゃない? もしかするとADHDと睡眠障害が併発しているのかも

聞くところによると、発達障害と睡眠障害は併発していることが多く、その子も睡眠導入剤を処方してもらっているとのこと。

うちの子も発達障害による影響で、昼夜逆転の生活を送っているのだろうか。

 

 

健常児をもつママ友&パパ友も嘆いていた

©岡本ハナ/長男自慢のヒラタクワガタ。お小遣いを貯めて昆虫屋さんで購入したもの。

小3長男は朝から虫捕りにでかける日もあれば、スマホやゲームをして終わる一日もある。小1次女は「仲良しのお友達、いるかなぁ」と不安な様子を見せつつも毎日学童に通っている。夏休みが特に決まっていない3歳次男は、保育園の登園がデフォルト。

我が家には年齢は違えど比較対象が多いため、それぞれが過ごす夏時間を比べがちなんです。だからこそ「なぜ長女は……」と思ってしまう。

でも、健常児をもつママ友&パパ友たちが激しく共感してくれたんです。

「健常児も変わりないですよ~。うちも毎日夜更かししているし、ゲーム三昧。学童には行かないし、どうしたものか(涙)」

「ほかに比較対象がいるだけいいですよ。うちはひとりっこだから、ゴロゴロしている子どもだけが視界に入る。私は在宅ワークだからイラついちゃって」

「悩んで対策を練ろうとするだけエライ!ただでさえこの暑さで体力が消耗されているのに、向き合う気力もないです…」

「うちはサマーキャンプ頼りです。でも、もうすぐ帰ってくるから弁当づくりが始まるんだよなぁ」

夏休みの苦労話を始めると、終わりが見えない(苦笑)。

皆さん、子ども達の夏休み期間は疲弊しているいるんですね。始業式はなんとか通常どおり登校してくれることを祈って、残りの夏休みをこなしていこうと思います。でも、あと約一ヶ月か……めっちゃ長いな(遠い目)。

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