「夫がいる休日。憂鬱でしかない」憧れの上司は、今や不倫モラ夫。なんなら週末は、浮気相手のところに行ってほしい41歳妻の嫌悪

2024.09.17 LIFE

憧れの上司と結婚したら地獄だった

福岡県在住の心菜さん(仮名・41歳/フリーランス)は、10歳年上の夫、8歳の娘、6歳の息子との4人家族。夫は以前勤めていた会社の上司でした。10歳年上の夫は、彫りの深い顔立ちで「昔ながらのハンサム」といったルックス。「仕事ができる男」として周囲からも頼られており、憧れの上司だったそうです。

ところが結婚すると、夫の横柄な発言、態度が目につくようになり「徐々に気持ちが冷めていった」と、心菜さんは語ります。

 

産後にフリーランスで働き始めた心菜さん。夫への気持ちが冷めたのには、自分の仕事を馬鹿にされたことも理由のひとつ。働き始めた理由は、2人の子どもに先々たくさんの「教育費」が必要になると感じたから。
夫の勤め先は中小企業だったので、決して給料が多い訳ではありませんでした。家計を少しでも助けようと、育児をしながら働くフリーの道を選んだというのに、待っていたのは「夫からの小言」だったのです。

 

夫は、フリーランスとして在宅で働く妻に対し、「家で働けるなんて、気楽そうでいいね」と嫌味を言うこともしばしば。仕事が忙しく、家事がきちんとできていないと「今まで家にいたのに、何をやっていたの?」と文句を言うことも日常になっていました。

 

 

夫のモラハラにうんざりする日々

10歳年上の夫には「家事と育児は女がするもの」という認識があり、心菜さんがどんなに辛い時であっても、決して助けてくれることはありませんでした。

「家事を手伝って欲しい」と言おうものなら、「うちの母は全部自分1人でやっていた」と言い出す始末。

夫が小さい頃は専業主婦が多い時代でした。でも今は違います。女性も働いて、夫婦で助け合っていく時代です。

夫と同じ職場で働いていた当時は、夫は「評判がいい」人物だと思っていた心菜さんですが、今となっては「注意しづらい雰囲気があるから、周りがおべっかを言っていただけではないのか」ということに気づいたそうです。でも結婚してしまった以上、もう後の祭りです。

 

 

結婚を後悔した矢先に、夫に怪しい動きが見られるように

やがて心菜さんは、夫のことを完全に受け付けられなくなってしまいました。夜に求められることもありましたが、その都度「今日は疲れている」とあしらうように。少しでも相手のことが嫌になると、その嫌悪感から体を触れられるのさえも拒否したくなることってありますよね。

 

しばらくすると、夫の帰りが遅くなったそうです。残業の多い仕事ではないので、心菜さんは「怪しい」とする察知したとか。洗濯の際には、衣類に香水や化粧品の残り香がすることもあったそうです。
もしかしたら、夫は浮気をしているのかもしれません。

女の影を感じても、不思議と動揺はしなかったと心菜さんは語ります。むしろ夫への気持ちが冷めているので、他の誰かに相手してもらっている方が気楽だと感じたのだとか。

 

浮気への疑惑よりも、心菜さんにとっての地獄は「土日」でした。土日は休みなので、家で過ごす夫。外で浮気をしているなら、土日に遊んでくればいいのに……。
土日に不倫をしないのは、夫なりの良心なのでしょうか。

 

 

土日が憂鬱になるほど、夫のことが嫌いに

心菜さんからすれば、土日に夫が家にいることで、その分の料理を用意しなければなりません。家事も手伝ってくれる訳ではないので、夫がいても手間が増えるばかり。おまけに家事をしていると「もっとテキパキ動けないの?」、「皿の洗い方が雑じゃない?」と、横から小言を言うだけなので、むしろいない方がいいとすら思ってしまうのだとか。

家事を手伝ってくれるならまだしも、横から文句を言ってくるだけなら、むしろ要らないですよね。

 

そんな夫は、休みの日になると子ども達に「外に出かけよう」と話しかけたりして、いいパパぶりを必死に演じているようです。もともと、子ども達は夫にはさっぱり懐いていなかったので、仕方ないといった表情で苦笑いしながら対応しているそうです。

心菜さんが思っている以上に、子ども達は父親の言動をよく観察していて、おそらく夫婦仲が冷めてることにも気付いてしまっているのでしょう。

 

 

続きの【後編】を読む▶ついに心菜さんは、一緒にいてストレスを感じる夫といつか「離婚したい」と思うように。__▶▶▶▶▶

 

 

【編集部より】

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