10分で完成!ワインにあうおうちバル風おつまみ2種
秋深まる今日この頃。11月に入り気温がぐっと下がってくると、なぜかおうちが恋しくなる季節でもあります。ハロウインが過ぎれば次はボジョレー!と、パーティーなどでお酒をいただく機会も増える頃。寒い日は、外で飲むより、家飲みのほうが気兼ねなく飲めてラク!というあなたに。帰宅から10分で完成するワインにあうおつまみをご紹介します。
意外な組み合わせ?紫キャベツとクランベリーのサラダ
レシピ
【材料】2人分
紫キャベツ(なければキャベツでも可) 120g
クランベリー(ドライ) 20g
塩 2つまみ
A アップルビネガー、メープルシロップ 各大1
ブラックペッパー 適量
【作り方】
1.紫キャベツは千切りにし塩で揉みしばらくおき、水気をしっかり絞る。
2.1、クランベリーをボウルでざっくり混ぜ、よく混ぜ合わせたAとあわせ、ブラックペッパーをふり器に盛る。
まずは、アペリティフ的な一皿を。食材2つで準備もラクな切ってあえるだけの簡単サラダです。クランベリーの甘酸っぱさがアクセントとなり、食欲をそそる一品です。
包んで焼くだけ!なのにやみつきになる豆腐の大葉ベーコン巻
レシピ
【材料】2人分
木綿豆腐 1/2丁
ベーコン 3枚
大葉 3枚
片栗粉 適量
醤油 少々
小ねぎ 適量
【作り方】
1.豆腐はキッチンペーパーにくるみ電子レンジ(600W)で2分加熱し、6等分に切る。ベーコンは半分の長さに切る。大葉は縦に半分に切る。
2.豆腐の水気を拭き片栗粉をまぶし、大葉、ベーコンでくるむ。
3.サラダ油(分量外)を薄く塗ったフライパンを中火で熱し、2を両面きつね色になるまで焼く。最後に醤油を適量たらす。
4.器に盛り、刻んだ小ねぎを添える。
豆腐とワイン、一見してあわなさそうですが、水切りをして表面をしっかり焼き付けることで食べ応えのある一品に。ベーコンとあわせることで、下味をつけなくても主張のあるおつまみになります。
知って納得!ワインにあわせたいおつまみの選び方
せっかくおいしいワインをいただくなら、それにあうおつまみをあわせたいですよね?
でも、ワインに関する知識もおぼろげなのに、ワインとフードのペアリングなんてちょっとハードルが高すぎる・・・とおもっている40代独女の皆さん。
今日は、難しいウンチクはおいておき、ワインにあうおつまみをサクッとえらべるようになる簡単なポイントをご紹介します。
【家飲み流ワインとおつまみのあわせ方】
・産地が同じもの同士はあう。
・ビギナーは味・香りが同調するものを。
・慣れてきたら対比効果で味比べ。
まずはミネラルについてのお話。ワインも、葡萄からつくられるいわゆる農作物。育った土壌や水の影響をうけています。よく地産地消といわれるように、その土地で育ったものをその土地でいただくのが一番おいしいといわれるように、同じ土地で育ったもの同士は相性がいいという考え方があります。
次に、同調というのは、同じ香り、味のもの同士はあうということです。例えば、柑橘系の香りのするワインならレモンやライムを絞ったサラダなどがあいます。その場合、どちらかの香りや味が強すぎるとバランスが崩れるので注意が必要です。
先日、餃子バルにうかがった際、最初はレモン風味の鶏肉の餃子を食べていたのでワインはソーヴィニヨン・ブランでバランスがよかったのですが、途中で国産和牛にブラックペッパーがたっぷりの餃子がテーブルにきたとたん、ちょっと違うなとおもい、急いでカベルネ・ソーヴィニヨンを頼みました。牛肉の主張の強さに加えてブラックペッパーのスパイシーさはそれまで飲んでいたソーヴィニヨン・ブランではちょっと押しに負けてしまいそうですよね。
そして最後は、対比効果です。全く味やテイストが異なるもの同士をあわせることでお互いの良さが際立つということです。例えば、甘いものに少しだけ塩を加えるとより甘さが引き立ちますが、それと同じことがワインとフードのペアリングでもあります。例えば、酸味の強い食事とワインをあわせると、ワインの甘みが強調されたり、塩味の強いアンチョビなどとワインをあわせるとワインの味がまろやかに感じられることがあります。
ペアリングも楽しい!手軽なおつまみで家飲み
今回ご紹介した『紫キャベツとクランベリーのサラダ』には、ほどよい果実味が感じられるピノ・ノワールや、若々しいボジョレー・ヌーボーがあうとおもいます。また、『豆腐の大葉ベーコン巻』は葡萄でいえばカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ミディアムボディのワインがあうようにおもいます。
ワインをただ飲むだけでなく、相性のあう食材やおつまみとあわせながら飲むと、会話も弾み、お酒もついついすすみそうですね。
おいしいワインとともに、お手軽にできるおつまみのレパートリーを増やして家飲みをもっと美味しく、たのしみましょう。
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