「うわ!顔色悪っ!」オバ見え肌→透明感を与える方法。「茶ぐすみ」「黄ぐすみ」「赤ら顔」など悩み別ケアを覚えておいて【50才美白美容家に聞いた】
Q1.肌トーンが暗く、灰色っぽく見えるのはなぜ?
A.肌がインナードライの状態や角質が分厚くなると、灰色にくすんで見えます。「保湿」と「ターンオーバーの正常化」が大切です。
角質層の水分によって透明感のある肌が作られます。肌のバリア機能が低下して水分が蒸散し、角質層が乾燥した状態、いわゆるインナードライだと灰色っぽく見えます。
また、加齢や外的・内的ストレスなどによってターンオーバーが乱れ、角質肥厚などのエラーが生じた場合も肌全体が暗くくすんで見えるんです。
そのため、化粧水による「水分補給」と、「適度な油分」によってフタをすることが大切。水分蒸散を防ぐ保湿ケアには「セラミド」配合のアイテムがおすすめです。
また、ターンオーバーを正常化させるために、週1〜2回程度の酵素洗顔やピーリングなどのスペシャルケアを取り入れてみてください。(極度の乾燥肌の方やアトピー肌の方、肌荒れ中の方は除く)
Q2.肌全体が茶色くくすんで見えるのはなぜ?
A.シミの原因となるメラニンが過剰に出ると、茶色くくすんで見えます。美白成分を取り入れましょう。
メラニンはシミを作るだけでなく、肌全体を茶色くくすませてしまう原因にもなります。
メラニンを過剰にさせてしまう大きな原因は紫外線なので日焼け止めを塗ることが一番大切ですが、紫外線やブルーライト、近赤外線などの外的ストレスだけでなく、精神的なストレスでもメラノサイトが活性化されることが分かっています。
メラニンの過剰分泌を防ぐために、美白成分を取り入れましょう。
肌の中で起こる微弱な炎症がメラニンを作る工場(メラノサイト)の稼動を促進させてしまうので、抗炎症対策ができる「トラネキサム酸」や「カモミラET」配合のスキンケアがおすすめ。
他にも、「ビタミンC」、「ビタミンC誘導体」、「4MSK」、「コウジ酸」、「ナイアシンアミド」、「デクスパンテノール」なども美白ケアできる成分なので、スキンケアアイテムを選ぶ際には全成分表をチェックしてみましょう。
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