「うわ!顔色悪っ!」オバ見え肌→透明感を与える方法。「茶ぐすみ」「黄ぐすみ」「赤ら顔」など悩み別ケアを覚えておいて【50才美白美容家に聞いた】
Q3.顔色がどんより青く見えるのはなぜ?
A.血行不良が続くと青色にくすんで見えます。血行促進だけで改善することが多いです。
血液中の赤血球に含まれる赤い色素のタンパク質「ヘモグロビン」は、酸素を多く取り込んでいると鮮やかなピンク色になり、血行不良などで二酸化炭素を多く取り込むと青っぽく暗い色味になります。
そのため、冷えや不規則な生活、栄養不良などによって血行不良が続くと、肌が青色にくすんでしまいます。
また、血行不良は、
・肌細胞の栄養が届かない
・細胞が代謝した老廃物を流せない
などのトラブルが起き、全体的なエイジングが加速する原因にも。
これらは血行を促進するだけで改善されることが多くあります。個人差はありますが、お肌の血管は肌表面から約0.2mmのところにあるので、軽く触っただけで血流が促されます。だから血行促進は、化粧品をていねいになじませるだけで十分。
グリグリと押すと血管に負担がかかり、毛細血管の隙間が空いて赤ら顔の原因となるので、あくまでも優しいタッチを意識しましょう。
Q4.肌が黄色味を帯びてしまうのはなぜ?
A.タンパク質が糖や脂質と結合したり酸化すると、黄ぐすみが発生。オートファジーを活性化させましょう。
お肌の最上層には「ケラチン」というタンパク質があり、真皮には「コラーゲン」や「エラスチン」という繊維タンパク質があります。
これらが酸化などによって変性してしまうと肌が黄色味を帯びてしまいます。さらに進むと、シワやたるみの原因にもなるので要注意。
黄ぐすみを感じたら、まずは抗酸化を意識しましょう。酸化の原因は外的刺激が大きいので、紫外線、ブルーライト、近赤外線、大気汚染など、多角的にカットできる日焼け止めを使用するのがおすすめ。
さらに細胞が自己成分を分解する機能「オートファジー(自食作用)」を活性化させることで、肌のコラーゲンの質が高まり、透明感が出ることが期待できます。
オートファジーを活性化させる方法は運動が一番ですが、簡単なマッサージでもOK。滑りのいいクリームを優しくていねいになじませるだけで、筋肉に刺激が届きます。また、食事は腹八分目を心がけると、オートファジー活性化のスイッチが入ることが様々な研究でわかっています。
▶赤ら顔対策に取り入れるべき成分は
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