「そんなに緊急性が高いの!?」妊婦検診の結果を受けて病院から緊急呼び出し!判明した病気は1つだけでなく
40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。子宮頸がんになるまでの経緯や治療法、その時々に思ったことや女性としての生き方などを包み隠さず綴ります。
日本のクリニックで妊娠初期の妊婦検診を受けると、病院からできるだけ早く来るように電話を受けた私。2つの検査結果が正常値ではないと伝えられ、不安を抱えながらクリニックへ向かいます。
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【連載 子宮頸がん日記#21】前編
甲状腺ホルモンの異常値。太っていく?老化が進む!?
いつも大混雑で、長時間待ち覚悟のクリニック。電話で聞いたとおり、緊急診察枠が使えるそう。待たずに診て頂けるのは大変ありがたいと思うと同時に、そんなに緊急性が高いの!?と増大する不安……。すぐに診察がはじまりました。
先生:はい。こんにちは。まず一つ目ね。数値を見ると、甲状腺ホルモン量が低下しているようです。いわゆる橋本病ですね。
私:橋本病・・・?(えっとなんだっけそれ?)どんな病気ですか?
先生:橋本病は甲状腺ホルモンが低下することで、疲れやすくなったり、身体がむくんで太りやすくなったり。いわゆる老化が進むような症状が出る病気ですね。
私:(老化!?ヒィ・・・!)橋本病はどうすれば治るのですか?そもそも妊娠中なんですけど、薬は飲めるんですか?(老化したくないっ)
先生:基本的にホルモン治療だから妊娠中も薬は飲めます。でも症状がないうちは、あえて治療しなくてもいいと思うのと、妊娠中はホルモン数値が安定しないこともあるから、妊娠中期か産後にもう一回検査して、その数値次第で治療を考えてもいいかもね。
私:(ん・・・?今すぐ治療が必要ないなら、なぜ緊急呼び出しされたんだ?)では、いますぐ深刻になる必要はないということですね?
先生:まぁ橋本病に関しては、そうですね。
なるほど一安心。あくまでも正常外の数値が出たから、患者さんに念のためお知らせしておくという日本の丁寧な医療!最高!と、ほっとします。
でも先生、「橋本病に関しては」っておっしゃった!?もう一つは一体なに?
▶▶【後編を読む】「妊婦検診で判明した橋本病。さらに子宮頸がんの疑いに「またか」と深刻に受け止められないながらもよぎる不安の正体とは?」
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