「鹵獲」の読み方、知っている?「鹵」には、奪うという意味があるよ【漢字クイズ】

2024.10.03 QUIZ

 

「ロカクです。

 

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【漢字解説】

「鹵」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

 

[字義]

①しおつち(しほつち)。塩分を含んだ土地。「鹵田」

②しお(しほ)。岩塩。天然の塩。

③やせち。あれち。作物などの育たない土地。不毛の地。

④おろそか。かろがろしい。かりそめ。

⑤おろか(愚)。

⑥うばう(奪)。かすめる(掠(リャク))。「鹵獲」

⑦たて。矢をふせぐための道具。「鹵薄」

出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

 

「鹵」には塩分を含んだ土地、荒れ地、奪うなどさまざまな意味がありますね。

 

 

「鹵獲」ってどういう意味?

「鹵獲」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

 

(「鹵」は捕らえて奪う意)戦勝の結果、敵の軍用品などを奪い取ること。「-品」

出典:広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店

 

 

「鹵」を含む四字熟語をチェック!

本記事の最後に、「鹵」を含む四字熟語を確認しておきましょう。

Shutterstock

・荒瘠斥鹵(こうせきせきろ)

塩分が含まれているために作物が育たない土地という意味から土地が痩せていて荒れ果てていること。

「荒瘠」には土地が痩せている、荒れているという意味があり、「斥」は干潟、「鹵」は塩。

 

・粗鹵迂遠(そろうえん)
質が悪く、役に立たたない。
「粗鹵」は作りが雑で役に立たない、「迂遠」は遠まわしで面倒という意味がある。

 

・粗鹵狭隘(そろきょうあい)

学問や見識が雑、狭いこと。
「粗鹵」は作りが雑で役に立たない、「狭隘」は狭いという意味。

 

 

※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)

 

 

 

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