「俺はタイガー・ウッズと同じ病気」浮気を繰り返す45歳夫が、ついに警察沙汰に。それでも離婚しなかった理由

2024.10.03 LOVE

高卒で芸能事務所に入ってマネージャーと交際

「私と夫は、ある意味上司と部下のような関係でした。私が高校を卒業して静岡から上京し、初めて所属した芸能事務所のマネージャーが彼だったんです。そこの事務所は有名タレントも所属する大手事務所でしたが、所属人数がとにかく多い割に仕事がない子もたくさんいました。渋谷や原宿で若くてちょっと目立つ子をかき集めて、売れればラッキー。売れなければ、宣材用の写真代やレッスン費を払うだけ、って感じでした」

 

のぞみさんは、仕事がまったくないわけではありませんでしたが、受かるのは車やゲームなどの展示会のイベントコンパニオンのような「立ち仕事」。静岡の両親に見てもらえるメディアに出ることはありませんでした。

 

「セクシーな衣装でサンプルを配るような仕事は、きっと若いうちだけ。コンパニオンはコンパニオンでもナレーターの勉強をしようかな。それとも女優を目指して劇団に応募してみようかな。なんて迷っている時に、相談に乗ってくれたのが今の夫です。私は高卒で進学もせずに上京して、コンビニでバイトをしながら東横線沿いの神奈川県にある狭いアパートに住んでいました。心細かったので、口説かれるままに付き合って彼のマンションに転がり込んじゃいました。今思うと、まったく好みのタイプじゃないのに」

 

 

20歳でできちゃった結婚をして出産

幹夫さんは、髪型や服装にこだわりがあり一見おしゃれに見えますが、モデル仲間には『天才バカボン』のバカボン似と言われていた小太りで前歯が目立ち、頬の赤いタイプ。

 

「恋愛中はあばたもエクボというか『ミキオちゃんは愛嬌があってかわいい』とぽっちゃりしたお腹も愛しく思えていた気がしますが……。どうしようもない浮気男と分かった今となっては、自分を棚に上げて『なんであんな男に引っかかる女がいるのか。マネージャーなだけにマメで気が利くから?』不思議でしょうがないです」

 

20歳でできちゃった結婚をして、長男を産んだのぞみさん。幹夫さんの浮気は、妊娠出産で里帰りしている時からすでに発覚していたそうです。

 

「ただの浮気ならまだマシなんですが、その時は事務所の17歳のモデルに手を出して、保護者から訴えられかけて事務所をクビになったんです。まだ私の亡き父も健在で『そんな犯罪者とは別れろ』と大激怒でした。
今思うと本当に父の言う通りですが、まだ新婚だったので『女が悪い』って変なスイッチが入っちゃって。『あの子は昔から人の彼氏に奢らせたりする嫌な子だった』って、夫の味方をしちゃったんです。夫も、『高い店で奢らされて飲まされてフラフラ誘われるままに付いて行っちゃって、ダメな男で情けない』と泣いて謝ってくれましたし……」

 

結局、幹夫さんは、業界内での「悪い噂」に苦労しつつもツテをたどって、グラビアアイドルを中心にマネジメントする事務所に転職し、東京での子育てが始まります。

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