台湾「ひとり飯」、サクっと小腹を満たすならこの3軒がおすすめ!

1日3食外食する人が珍しくない台湾(香港も)は、サクっと小腹を満たせるローカルな食堂が充実。ひとりで食べている人もおおいし、スープ類など日本の感覚ではちょっと躊躇してしまいがちなメニューを持ち帰りしている人も頻繁に目にします。

前回に引き続いての、台北の「ひとり飯」トピック。今回は、買い物やマッサージの合間に、気軽に食事ができる3軒を紹介します。

ローカルが愛してやまない、たまご麺の専門店「意麺王」

迪化街を散策していたときに、
お腹がすいて入った店がこちら「意麺王(イーミェンワン)」。
以前、このあたりを通りかかったときから
インパクトのある名前が気になっていました。

「意麺」と言えば台南が発祥の、小麦粉とたまごを練った麺、
いわゆる「たまご麺」のこと。

昼頃に伺ったのですが、ローカルで賑わっていました。
相席必至です。

こちらも台湾ではよくある、
オーダー表に記載してオーダーする方式。
一言も発していないのに、日本語メニューを渡されました(笑)。
ありがたいことです。

周りの人を見ると、「乾麺(ガンミェン)」をオーダーしている人が多く、
きっとこちらが人気なのだろうと思いつつ、
汁麺の気分だった私は、「湯麺(タンミェン)」(30元)をいただくことに。
コシがある麺はもちろんおいしく、
すっきりとした味わいのスープによく合います。

また、麺と合わせて頼んでいる人が多かった
「三層肉(サンツェンロウ)」(50元)もオーダーしてみました。

薄い豚のばら肉は脂身もさっぱり。
千切りの生姜といただくのですが、
店の雰囲気と値段からは考えられないくらい繊細な味です。

昼休みなしの通しの営業というのも、心強いです。
小サイズはこぶりなので、おやつ代わりにも!

意麺王(イーミェンワン)
住所:台北市大同區歸綏街204號
営業時間:10:30~21:00
休業日:水曜(変更の場合あり)

台湾で人気の朝ごはんメニューが勢ぞろい!「世界豆漿大王」

「台湾料理でいちばん好きなメニューは?」と聞かれ(聞かれてないけど)、
筆者が真っ先にあげるのが、「鹹豆漿」(シェントウジャン)。
甘くない豆乳スープで、台湾の定番の朝ごはんのひとつです。

中身は店によって多少変化がありますが、
桜海老、切干大根、油條(揚げパン)、肉そぼろなどが
これを、酢、塩コショウやラー油、ごま油、醤油などで味付けています。

日本でいえば、味噌汁的な存在でしょうか。
そんなわけで、好みはわかれると思いますが、
筆者の最近のおすすめは、「世界豆漿大王」(シィジエドウジアンダーワン)。
具材はねぎ、切干大根や酸菜、油條といった感じ。
お酢がけっこうきいているのも印象的です。
(なのでお酢が苦手な人は別のお店でいただいたほうがいいかも!)

蛋餅(ダンビン)、台湾式おにぎり「飯糰」、肉まんなど、朝ごはんの定番はひととおりいただけます。大根餅や小龍包もありますよ!

世界豆漿大王
住所:台北市林森北路310巷27号 TEL:02-2567-3115
営業時間:6:00~11:30、18:00~23:30
休業日:不定休

愛情たっぷりのベジタリアンメニューを召し上がれ。「愛上素食」

台北の街では、よく「素食」と書かれた看板を見かけます。
「素食」というのは、動物性の食材を使用していないベジタリアン料理のこと。
日本にも最近、ベジタリアン料理の専門店が増えていますが、
台北はより充実している印象です。
1ブロックに1軒は大げさかもしれませんが、
3ブロックに2軒は「素食」の看板があるような。

筆者はベジタリアンではありませんが、
「暴飲暴食で疲れ切った胃をやすめたい」という目的で、
ふらりと入った素食のお店がこちら「愛上素食」(アイシャンスゥシィ)。
一瞬、入るのを躊躇するような(笑)、
ザ・ローカルな店ですが、なかなかのヒット。
次に、台北を訪問するときにもぜひ足を運びたい!

英語、日本語ともに通じなかったので、
細かな情報が得られていないのですが
(ウェブでも日本語、英語の記事は見当たらず)、
ランチタイムは近隣で働いていると思しき
健康志向の高い女性たちでいっぱいに。

英語、日本語メニューなんてしゃれたものはありませんが
注文シートにかかれた文字でなんとなくイメージできます。
やっぱり漢字は偉大です(笑)。

やさしい味付けで、体が喜んでいることが実感できる
料理がいただけますよ~。

今回は麺類で攻めましたが、
ローカルの女性たちが食べていた、
定食のようなメニューも気になるところです。

愛上素食(アイシャンスゥシィ)
住所:台北市松山区興安街166巷1号
営業時間:11:00~20:00
定休日:日曜、第2土曜

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