おひとりさまって「すごい」?周囲にはこう思われてるらしい

2017.11.11 LIFE

落ち込む日だってあるけれど、自分や今の人生を否定したところでしょうがない……。そう開き直って、元気におひとりさま人生を謳歌していると、周囲に良くも悪くも「すごいね」と言われたり、不思議がられたりすることも。その内容について、ピックアップしてみました。

 

趣味を絶やさない好奇心、没頭できる情熱がある

趣味をひとつも持っていない、というおひとりさまは少ないもの。ネットを通じて、面白そうな趣味やサークルも見つけやすい時代。あれこれ掛け持ちしている人もおり、「趣味に没頭しすぎているからひとりなのか、ひとりだから趣味に没頭するのか。『鶏が先か、卵が先か』問題だな(笑)」と語る友人も。

 

暇つぶしの趣味ではなく、「やるなら極めたい」「一生の趣味にしたい」と燃えているおひとりさまも少なくないためか、周囲からは「よくそこまで没頭できるね」「夢中になれるものがあっていいね」「最近は何にハマっているの?」なんて感心されたり、半ば呆れられたり……。なんと言われようと、自分が楽しければよし!と思っておきたいところです(笑)

 

本当に寂しくないの? 将来不安にならないの?

「家でずっとひとりなんて耐えられない」「将来不安じゃない?」「寂しくないの? 怖くないの!?」というのも、よく言われることのひとつ。

 

そもそもひとりが好きな人、楽観的な人もいると思いますが、人間は思ったより適応能力のある生き物。「ひとりならひとりなりに、寂しさをうまく発散したり、将来のために供えたり、意外と適応できるものだよね!」とは友人談。不安になる瞬間が1秒もないとは言いませんが、慣れてしまえば、そのような気分さえも「まあ、これも一時的な感情だし」と達観できるようになる気もします。

 

 

仕事へのモチベーションが変わらない

30代〜40代くらいになってくると、ある程度の仕事は経験し、先が見えてくることも多いもの。「自分のためだけに頑張るのは限界。家族のため、子供のためにと思えばこそ頑張れる…」といった声も、男女問わずよく聞かれます。

 

「ひと通りやりきって、もう仕事人生はいいかな〜と思った」と38歳で専業主婦になった知人は、自身の経験を踏まえた上で、「おひとりさまでバリバリ仕事を続けている人を見ると、いつまでもモチベーション高く頑張れていてすごいな思う」とのこと。「いや、働かなきゃ食べられないというだけで!(笑)」とは思いつつも、実際、仕事好きなおひとりさまは多いなという印象です。

 

家も老後も心配なし!? ひとりで稼ぎきる力がある

「自分のお金だけでやっていてすごいね〜」とよく言われる、という声もありました。

 

実際のところ、一人前に稼ぐ力のある女性は既婚未婚関わらずいますし、おひとりさまだからといって、金銭的に余裕のある人ばかりではないもの。ただ、「いざというときに誰かに頼れない」「自分で家を買う」「趣味にお金を使っている」といった点で、他者からの見え方として、”しっかり稼いでるのだろうな感”が際立ってしまうのかもしれません。

 

前項とも共通しますが、「何があっても自分で稼ぐしかない」という危機感こそが、めげずに仕事を頑張るモチベーションになっている部分もあるような気がします…。

 

ひとりで何でもやってしまう行動力もある

ひとりラーメン、ひとり焼肉、ひとり旅にひとりディズニーもなんのその。行きたいと思ったらひとりでも行くし、「一緒に行く相手がいないから」という理由で行動を控えることはない――。そうした”行動力”に賛辞を送られるおひとりさまも、少なくないようです。

 

無駄な気疲れをしなくて済むし、SNSがあるので、単独行動している感覚もあまりない時代。ひとり行動を全くしない友人曰く「楽しみ方がわからない」とのことですが、これも適応能力なのか、楽しみ方、わかってきちゃうんですよね(笑)。「ひとり行動したほうが、新しい知り合いができて楽しい!」という意見もありました。

 

「人と同じじゃなくていい」と思える強さがある

価値観が多様化しているとはいっても、現状、20〜30代で結婚していく人が多数派の世の中。「人と違う人生を送るのは、やっぱり不安」という声も聞かれます。そんななかで、心の底から「人は人、私は私でいい」と思えているおひとりさまは「強い」と言われがちに。

 

色々あっても今を肯定し、親や他人の目を過度に気にせずにいられるのは、確かに精神的なたくましさがあるからかもしれませんが、強いからひとりなのか、ひとりだから強くなったのか…。これも『鶏が先か、卵が先か』のひとつと言えそうな気がします(笑)。

 

いつまでも「恋愛」できるパワー、気持ちの若さも

 

結婚したことで「ようやく恋愛をしなくていいとホッとした」という安堵感を語る既婚者は意外に少なくないもの。そのためか、長らく恋愛のフェーズで頑張っている同世代のおひとりさまを見ると、「疲れるのに、よく頑張るね」「パワーがあるわ」と感心してしまうこともあるようです。

 

「しんどいけど、付き合っても結婚に至らなければ、またゼロから恋愛するしかないのよぉ〜」と叫んでいた友人もいましたが、選んだり選ばれたり、傷つくことや辛いこともある恋愛に立ち向かうパワーは、確かに年々少なくなるもの。「もう恋愛はいい」と達観してしまうのもひとつの選択肢ですが、恋愛するとしたら、なるべく穏やかな関係を望みたいところです…!

 

以上、おひとりさまが不思議がられること、すごいと言われることをご紹介しました。なんだか、『鶏が先か、卵が先か』問題を多分に含んでいるような気もした今回でした(笑)。

(外山ゆひら)

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