嫁に預金通帳を取り上げられ、車も売られて…。嫁姑問題に悩んだ私がつい「言ってしまった」言葉とは(前編)
清楚でいい子だと思っていたのに
東京都在住の佐代子さん(58歳/専業主婦)は、4歳年上の夫と2人暮らし。昨年には一人息子がやっと結婚したそうですが、その息子が結婚した嫁がなかなかの曲者で、佐代子さんはかなり頭を悩ませたそうです。
それは、今から2年前のこと。息子が「結婚したい女性がいる」といって、家に1人の女性を連れてきたそうです。女性の名前は、唄子さん(仮名)。息子より2つ年上の、清楚な女性でした。髪の毛は艶があり、姿勢もスッと伸びており、育ちの良さも感じたと、佐代子さんは語ります。
唄子さんは、「これからも、宜しくお願いします」と可愛らしい声で、佐代子さんに挨拶しました。菓子折りもきちんと持って挨拶をしてきたので、「しっかりしてそうな雰囲気だし、息子も安心して任せられそう」と、その時は感じたそうです。そう、この時までは……。
彼女の指示で、車を売った息子
それから数か月した頃、息子が「車を売って、軽自動車に変えた」と佐代子さんに報告してきました。息子は車が大好きで、それまでは大きめの車を所有していました。
「大事にしていた車でしょう?どうして売ってしまったの?」
心配そうに佐代子さんが尋ねると、息子の口からとんでもない回答が返ってきたそうです。
なんと、唄子さんから「結婚後は生活にお金がかかるので、車を売って欲しい」と言われたのだとか。大きな車は税金もガソリン代も高いし、いいことは何一つないのだと……。
でも息子からすれば、お金をかけてでも大切にしたい愛車だったはず。いくら生活費がかかるからとはいえ、結婚する前から「車を売れ」は酷いのではないかと佐代子さんは感じたそうです。
嫁の横暴ぶりは、これだけに留まりませんでした。その後も、息子からは「彼女から言われたんだけど、うちは結納金をいくら出せるの?せめて200万円は欲しいと言われたんだけれど、用意できる?」と聞かれたそう。
結納金の額を指定してきた彼女。さらに、なんと…。次のページへ▶▶嫁に預金通帳を取り上げられ、車も売られて…。嫁姑問題に悩んだ私がつい「言ってしまった」言葉とは(後編)
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