東大生はテレビを観るときだってボケっとしていない。「女子大生」ばかりが出演する番組に感じたこと

東大生であることを強調しても、反感を買いづらいワケ

東大生の場合は、東大生であることが特権であるからこそ、批判を招きにくい側面があるのかな、と考えています。東大生というプレステージのある立場だからこそ、社会もそれに対してある種面白おかしくレッテル貼りしても許されるだろう、という風潮があるように感じます。

意識の面でも、東大生が(個人としてでなく)東大生としてみられることにそこまで不快感を示す場面は少ないのではないでしょうか。

また、そうであっても、東大生だから○○という偏見を押し付けられることは、少なからず不快に思う場面があると思います。

 

「女子大生本人がよければとよい」という自由意志論については、永遠の課題な気がします。

例えばセックスワークなどについてもこうした議論はついて回りますよね。
個人が判断するにあたっては、自由意志も社会の影響もあり、一方を過信して、決断を肯定し切ったり、否定し切ったりすることは危険です。
この絶妙なバランスには常に配慮する必要があると思います。」

 

 

東大にはさまざまな学生がいるので、ちょっとした日常の疑問をぶつけると知見を披露してくれる。

社会には人種やジェンダーなど、不勉強によって誤った判断をしてしまうカテゴリーがたくさんある。だから、学びに長い時間を投入して、広く深く知ることが大切だ。

 

 

【編集部より】

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