ママ友は簡単に、エルメスのバッグを入手できるの⁉ 見えない 「経済格差」にモヤモヤが止まらない42歳(後編)
憧れを手にするのは諦めたものの、完全には踏ん切りがつかず……
現在、菜々緒さんはエルパトをすることもなくなり、今では夫、娘と週末に楽しくお買い物をしているそうです。オンラインサイトのチェックを辞めるようになってから、家族と向き合う時間も増えたように感じたと、菜々緒さんは語ります。
ただ、百貨店に立ち寄った際にエルメス店舗の前を通ると、そこで並ぶ行列の前に思わず並びたくなるといった衝動は、今も消えないようです。残念ながら、夫に「エルパトをしていたこと」を一切話していないため、なんとかその気持ちをぐっとこらえて、平常心を保つようにしているとか。
また、菜々緒さんが会社で働いている時も、ふと「スキマ時間」があると、携帯片手にオンラインサイトをチェックしたくなる衝動に駆られることが、今でもまだあるのだとか。
もしかしたら、菜々緒さんはどこかで「憧れのもの」を手に入れないと、いつまでもその気持ちを完全に消し去ることはできないのかもしれません。
▶この記事の【前編】を読む▶42歳の菜々緒さん。倹約家で浮いたお金はなるべく資産運用にまわしたいという銀行員の夫に秘密でエルメスの購入計画を進めているものの、まったく入手することができず……。
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