受験に失敗した息子。母が「思わず口走った言葉」で、暴れて不登校気味に。子どもを荒れさせたのは、母の発言か?非協力的な父か?
家族を信頼することが、絆を深めることに気づいた

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これまでの芳子さんは、少しでも家族に対して気に入らないことがあると、夫に対して「家族に非協力的」と捉えたり、息子や娘の習い事が続かないと「せっかく習い事をお母さんが選んであげたし、お金を投資したのに」と、相手の落ち度ばかりを責める節があったそうです。
しかし見方を変えれば、夫はもしかしたら家族のためにあえて「無言」で見守っていたのかもしれないし、息子や娘は別にその習い事がしたい訳ではなかったのかもしれません。
この出来事から、芳子さんは家族のことをじっくり観察するようになったそうです。家族を観察して、相手の気持ちを考えてから発言するようになってからは、家族仲も次第に回復。また、今では「家族の仲を深める」と言う理由で、家族で年に1回旅行に行く機会を設けるようにしたとのこと。
家族の仲は、ちょっとしたことで歪みが生じるものです。「親しきなかにも礼儀あり」と言う言葉があるように、家族の関係を良好にするためには、相手の気持ちを汲んであげることも大切なのかもしれませんね。
▶この記事の【前編】を読む▶息子の健司さんが中学受験に失敗したときの配慮のないひと言がきっかけで、地元の公立中学校に進学した健司さんは家で暴れたり、不登校気味に…。
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