酔って寝ていたら、上司が覆いかぶさってきて…。「信頼していた人に襲われた」事実が私に残した大きな傷は(後編)
「殺される」と思い込んで震える
「私は混乱と罪悪感で頭がぐちゃぐちゃで、『困ります。バレたら大変なことになります』とだけ言った気がします。藤原さんは『分かってる』と…。あとは、とにかく家に帰りたくて、『子どもが心配です。家に帰してください』とだけ言って。藤原さんは拍子抜けしたような顔をしていました。相思相愛だと思っていたみたいで、もう少しエモい展開を期待していたのに、がっかりしたような表情でした」
混乱し、家に帰るまで、「人の良い隣人も、レイプしてくるかも」「口封じに殺され行方不明者になるのでは」という不穏な妄想が頭から離れなかったという悦子さん。
「実際は普通に家に送り届けられ、『じゃあ、また』と車は走り去りました。家に入って、平和に寝ている母と娘の顔を見て涙が止まりませんでした。すぐに風呂を沸かして、中で体を洗いながら『私は、一夜の遊びを楽しんだだけ。迂闊だから襲われたわけじゃない』と言い聞かせて、自分を洗脳していました。そうしないと、深刻な鬱になるだろうと感じていたからです」
「うかつな女」と思われたくなくて… 次ページ
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ライター
星子
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