平安時代の移動手段で「丸見え」になるものって何?貴族が使う「牛車」の乗り心地ってどうだったの?
【牛車の乗り心地ってぶっちゃけどうなの?】
牛車は乗り心地がよいものではなく、酔いやすかったそうです。タイヤは木製ですので、走行中は車輪のギーギーという音が響きます。
また、牛はゆったりと歩く動物なので牛車の速度は遅く、牛車に乗るよりも自分で歩いたほうが速いと思われます。
牛車が集まるエリアでは牛同士がケンカすることもあったそうですよ。貴族たちは祭りを牛車の中から見物することもありましたが、こうした場では牛同士のケンカが起こることもあったそう。
【家紋のはじまりは牛車だった!?】
かつて、日本人は着物や道具入れなどさまざまなものに家紋を入れていました。家紋のはじまりは平安時代で、公卿たちが自分の牛車に目印としてつけた印であるといわれています。
当時、公卿はどこかに行く際に牛車に乗って移動していたため、多くの人が集まる場所では牛車が集まることもありました。自分の牛車がどれかすぐに分かるように家紋をつけたのです。
平安時代には牛車以外にもさまざまな移動手段があった 次ページ
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アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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