
「年取ったおっさんだけど許せる」年の差婚が崩壊しない決定的なボーダーラインはどこにある?
12歳差で交際ゼロ日婚したあの夫婦もそろそろ結婚10年目?
山本さんと言えば38歳のときに当時26歳だった堀北真希さんと2015年に結婚しました。ドラマで共演して以来、ずっと片思いをしていた堀北さんに熱烈なアプローチを続けていたことが有名な逸話となっている山本さん。連絡先を聞いてもごまかされたり、何十通もラブレターを書いたりするなど、堀北さんのことが大好きでたまらなかったエピソードは今なお語り継がれています。
12歳差の山本耕史さんと堀北真希さん夫妻ですが、結婚後に堀北さんは芸能界を引退して家庭に専念。山本さんも結婚後は外に飲み歩くことが減り、仕事が終わるとまっすぐに家に帰るなど家庭を大事にしていることが明かされています。また結婚後はさらに俳優業も好調で、47歳となってもなお若々しさを保っているビジュアルについても「イケオジで格好いい」と人気に。家庭もプライベートも上手くいっていることは明白です。
交際前には山本さんからの「付き合ってよ」という告白に「本当にないです」とキッパリ断っていたという堀北さん。しかし交際ではなく結婚に向けて真剣に考えていることを伝えてからは状況が一転。「交際はナシだけど結婚ならアリかも?」と山本さんを受け入れるようになったのだそうです。
若い頃はよかったけど……年の差婚は妻の不満が溜まりやすい?
自分に合う相手がなかなか見つからなかった山本さんが、初めて自分が合わせようと思うほど好きな相手に出会えたのが堀北さんだったと振り返っていました。それほど山本さんが堀北さんを溺愛して言葉でも行動でも伝え続けているからこそ、今も良好な夫婦関係を保っているのでしょう。
筆者は常々、男性が年上の年の差婚だと夫婦の力関係はバランスを崩すリスクが高いと思っています。歳の差夫婦は出会ったときから人生経験もキャリアも違うので、どうしたってスタートラインが違っています。そのため結婚後は仕事をバリバリこなして稼ぐ年上夫と家庭を支える年下妻という関係性になりやすいからです。それでお互いに満足していれば問題はないのですが、多くの場合は妻側の不満が溜まりやすいのではないでしょうか。
妻が20代とまだうら若いときには「頼りがいのある30代男性」に見えていた夫も、結婚生活が長くなれば40代、50代と当然ながら年を取ります。「リードして引っ張ってくれた」はずが「家族のことも考えないで勝手に物事を進める」に、「年下の私を優しく心配してくれた」はずが「年下の私を見下してバカにしてくる」に捉え方にも変化が。
また、同世代婚をした友達の旦那さんはまだまだ元気で若いのに、自分の旦那は定年目前。そうなると、好きで結婚したはずなのにいつの間にか旦那は「同居しているただの魅力のない年取ったおじさん」にしか見えなくなってしまうのです。
「年取ったおっさんだけど私のことが大好きだから許せる」の境地
10歳以上の歳の差婚をした場合に、妻が不満を抱くそこまでのシナリオは簡単に想像ができます。その上で夫婦関係がうまくいくのは、結局のところ「夫が妻を溺愛している」という一点に尽きるのではないでしょうか。「夫が妻を溺愛する夫婦ほどうまくいく」というのはどんな夫婦にも言えることかもしれませんが、特に歳の差婚においては大きく作用すると思われます。
年下妻が「私は溺愛されている」と感じることができれば、年上夫の多少の自分勝手な行動も「家族のために頑張ってくれている」と思え、年下妻に対する心配や助言なども「本当に私のことを考えてくれている」と捉えることができるからです。
「年取ったおっさんだけど私のことが大好きだからまあ、いいか」という境地にいけるかどうかが大きなポイントでしょう。逆に言うと溺愛しなければ「私のことが好きじゃないなら私はまだ若いし、あなたとは離婚しようかな」と決断にも至りやすいのです。
親友的な感覚も強く、切磋琢磨して同じ歩幅で歩む「同世代婚」と同じようにはいかないのが「歳の差婚」。夫が妻の行動を制限することなく自由を与えて甘やかす、広い心を持って妻の行動にいちいち怒らない。妻のことを好きでたまらない感情が根底にある行動さえあれば、年齢やキャリア、人生経験による力関係も気にならなくなるのではないでしょうか。
山本耕史さんと堀北真希さんの夫婦関係の実情がどうなのかはわかりません。しかし「大好きでたまらない若く美しい妻と結婚した年上夫」として、結婚も人生も成功しているロールモデルとして学ぶべき点はきっとたくさんあるはずです。
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