紫式部、藤原道長、清少納言の晩年とは?高く評価された女房も内裏を離れれば“一人の民”扱いで記録もされない時代だった
華やかな日々には終わりがあるのが人生
紫式部や清少納言は死後1000年以上経ってもその名を国内外で語り継がれるほどの偉業を成し遂げました。しかし、彼女たちの本名や没年、内裏を離れたあとの暮らしについて詳しいことは分かっていません。当時において女性はそれだけかろんじられており、一個人としての社会的な地位がなかったためです。当時における女性の立場は赤添衛門、和泉式部についても内裏を離れた後のことについて詳しく分かっていないことにもうかがえます。
また、宮中で華やかな暮らしを営んだ女房のその後について落ちぶれたと考える識者もいますが、人の栄華は永久には続かないという古くからの見方が根底にあるように思います。
道長のような権力のトップに君臨した成功者についても、彼の生涯を細かく見ていくと幸せであったのか疑問を抱かざるをえません。晩年は病に伏せ、背中の痛みや視力の低下などに悩まされていました。さらに、彼は何人もの我が子に先立たれています。民よりも恵まれた立場にあった道長ですが、彼も悩みや苦痛とは無縁ではありませんでした。
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参考資料
昭文社 出版 編集部 (編集)、竹内正彦 (監修)『図解でスッと頭に入る 紫式部と源氏物語』昭文社 2023年
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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