47歳になった私に「今なら子どもを持ってもいいかな」って…。不妊治療を拒否してきたのは夫だったのに(後編)
45歳を過ぎて子供が欲しくなったという夫
後日、冷静に話し合ったところ、順太さんは45歳を過ぎて急に子供が欲しくなったと話したそうです。
「夫曰く、30代の頃は不妊治療がめんどうで恥ずかしく思えたそうです。クリニックでは、カップを渡され個室で精子を採取することも、お兄さんに聞いていたみたいで。さらに、彼の元兄嫁がヒステリックになった話を聞いて『できれば手を付けたくない宿題』みたいに思っていたって…。でも、45歳を過ぎて鎌倉に住む家族連れを眺めて、自分の老いと向き合って、急に子供のいる人が羨ましくなったと。本当に勝手です」
順太さんは、「今からなら体外受精をしてもいい。雑誌で48歳の妊婦さんを見た」と、提案してきたそう。
「残念ながら、私は46歳で閉経しています。『卵子とか凍結していないの?』と言われた時は絶句して、無表情なのにダラダラ涙が出てきました」
一度は、弁護士の女友達に離婚と財産分与について相談したというみずきさん。
「でも、彼が若い女性と再婚して、子供を持って鎌倉で暖かい家庭を作ると思うと、自分から離婚を切り出すつもりにはなりません。万が一、次に浮気されたらどう動けば一番得な離婚ができるか、そんなことを考えながら海と犬を癒やしに生きています。浮気をするなら、なんで私が30代のうちにしてくれなかったのか…。不妊治療を拒否されたときに離婚しなかったことが悔やまれます」
この記事の前編▶▶高度不妊治療を拒否した30代の頃の夫の「いいわけ」は
【こちらも読まれています】
証券会社勤務エリートと結婚したつもりだった…。浮気相手が妊娠、泣き崩れる夫を前にして思ったことは
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 40代50代には「骨活」と「腸活」どっちも大事!「どっちもできちゃう」森永カルダスヨーグルトのヒミツとは
- ゆらぎ世代は健康の見直し時期。自分のことは後回しになりがちだからこそ取り入れたい毎日の腸活&骨活習慣
- 40・50代スタイリスト・編集部員が「全買い替え」を決意した優秀すぎるブラ。「試着なしでOK」「着やせ」「つけている感覚なし」夢のようなブラがあります!
- 40・50代に告ぐ!「なんだか調子がゆらいできたな」と迷う人に「ララフェム」が推せる理由って?佐々木千絵さんが試したよ
- 50代、甘いものを我慢しない。私たち「ゆらがない世代」が考える、暮らしのちょっといいコト
- 70代までやりがいをもって働ける有望資格「保育士」が学費負担ほぼゼロで取得できる?JR蒲田「学研アカデミー」が評判のワケ
- 白髪に悩む40代、50代必見!自宅でムラなくきれいに染めるために知っておきたい「意外と見落としがちなポイント」とは?【毛髪診断士が解説】
- 「実は結構こわい歯周病」40代50代女性が知っておくべき「歯みがき知識」を歯学博士・倉治ななえ先生に聞きました