なぜ東大生は「議論が得意」なのか。彼らが凡人より飛び抜けて「とても短い時間で」できることとは

短時間で「ハッとするような良い指摘」をするのが東大生

「タイピングゲームをするんじゃなくて、先生の話をタイピングしたらいいのに」

 

ぼくははっきりと、目から鱗が落ちるのを感じた。

 

先生の話をすべてタイピングすれば、授業への理解も深まるし、試験前に多くの学生に寄与するだろう。

 

一方、タイピングゲームで脈絡のない文章を打ち込んでも得られるものは何もない。文学的な感動もレトリックの学びも達成感も何もない。

 

時間をかければ、誰だって、良い指摘をすることができるかもしれない。

しかし、多くの東大生は「とても短い時間で」ハッとするような言葉を放つ。

 

それはぼくの感動を惹起し、ぼくに彼らの“凄み”を実感させる。

 

東大生と議論していて楽しいと思えるのは、入学してからずっとそういう体験をしているからなのだ。

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