ミソギを済ませた山尾志桜里が仕掛ける「負けない不倫」とは
不倫には、“勝つ不倫”と“負ける不倫”がある
「勝てば官軍」ルールで考えた場合、不倫には“勝つ不倫”と“負ける不倫”が存在するのです。“負ける不倫”の定義とは、女性が損をすること。
たとえば、婚活中の女性の不倫は、自分の時間と若さを見返りのない既婚男にタダでくれてやることになりますから、損です。フリーアナウンサー・山本モナは「筑紫哲也 NEWS23」(TBS系)のキャスターに大抜擢された直後、民主党の細野豪志議員との路チューを「フライデー」(講談社)に激写され、たった1か月で番組降板に追い込まれたことがあります。このように仕事と信用を無くす不倫も絶対に避けたいところです。
シオリはなぜ不倫疑惑の弁護士を、政策顧問としたのか
おそらく、この人も“負ける不倫”をする気はないんだろう。私が勝手にそう思っているのが、山尾志桜里議員(以下、シオリ)です。
夫と子どものいる身でありながら「週刊文春」(文藝春秋社)に9歳年下の倉持麟太郎弁護士とのW不倫を報じられたシオリ。民進党の幹事長に内定した特別な夜に、ワインを持った倉持弁護士と高級ホテルのダブルルームで朝まで過ごすー。状況証拠的には完全にアウトですが、シオリは「男女の関係ではない」と関係を否定します。
自民党の宮崎謙介元議員の不倫を率先して叩いていただけに、イメージダウンは避けられないところですが、政治家の世界は究極の「勝てば官軍」。先の衆院選で当選を果たしたシオリは、禊を済ませたことになりました。
このまま、不倫疑惑も風化していくかと思いきや、シオリは倉持弁護士を政策顧問に起用すると発表して、国民を驚かせました。その時に私は思ったのです。
シオリ、マジで弁護士を奪う気だ。
野心家のオトコに与えるべきもの
「週刊文春」(文藝春秋社)によると、倉持弁護士は婚約不履行を起こした過去があるそうです。
倉持弁護士は下積み時代に金銭的に支えてもらい、両親にも挨拶を済ませた同棲中の恋人がいたそうです。しかし、倉持弁護士は徐々に帰宅しなくなり、ある日突然、恋人に別れを切り出したそうです。すでにその時、客室乗務員である現在の夫人は妊娠していました。
自分を支えてくれた女性を捨てて、人に羨ましがられる美ブランドの職業の女性を選ぶ。この2つのエピソードから推察するに、倉持弁護士は上昇志向の強い、野心家と見ることもできるでしょう。そんな弁護士にシオリがプレゼントしたのは、上昇志向の強い人がヨダレを垂らして喜ぶもの、地位とカネです。
政策秘書は倉持弁護士のキャリアアップになりますし、給料も発生します。シオリが政界で上にいけば、政策秘書としての自らの地位もアップする。シオリは「私につくと、これだけトクなのよ」と一般人女性では絶対に与えられない、政治家ならではのメリットを提示して見せたように思うのです。
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