台湾でカウントダウン!2018年も台北101の花火開催
■佐々木千絵さんの#ひとり台湾 まとめはこちら
年末年始旅行でカウントダウン
夏休みやゴールデンウイーク、当然だけど春休みやシルバーウイークよりもみんなが休めるのは年末年始、お正月休みではないでしょうか?そんな中、近場で暖かい台湾にひとっ飛び、という人も多いかと思います。
そうなると必然的に台湾で年越しすることになります。
はて、日本では『紅白歌合戦』や『笑ってはいけない』を観つつ除夜の鐘をつきに行ったりお蕎麦を食べたりするけど(私は)、台湾ではどう過ごす!?
ビルから花火の衝撃
今でこそ「ああ、あの台湾のやつね。」と日本でも知られた存在になった年越し台北101花火。
ロケット花火飛ばして大興奮する小・中学生が見たら夢のファイヤーワークス、ビルにドラゴンをくっつけて火をつけた、というような理性を持った大人が考案して実現したとは思えぬ唯一無二の大規模花火。
ビルからどうやって火薬詰めて花火出してんの?ビル燃えないの??中から見たらどうなってるの???と興味は尽きない。
実はここのところ毎年、環境面、安全面、予算面、などから「今年が最後!」と叫ばれているのですがどうやら2018年も無事行われるようです。
カウントダウンとか花火とか興味ないからふつうに過ごすよ、という人も、”台北101・ 世貿駅””市政府駅””象山駅””信義安和駅””國父記念館駅””南京三民駅”あたりは交通規制や人が溢れるのでご飯を食べるところや移動経路など避けるように計画しましょう!
各都市無料大規模ライブ開催
台北では台北101至近の市政府前市民広場で超大規模なカウントダウンライブが行われます。他にも高雄や台南、台中、花蓮と各都市で開催。
なんとこれらのライブは無料!その盛り上がりの中に入って行く勇気が無いので私はホテルのテレビで各地中継を見てるだけですが、とにかく豪華でパワフル。歳を重ねるにつれ毎年新年を迎えられる喜びをひしひしと感じているので、このくらい突き抜けて派手にいっちゃっていいくらいめでたいことなんだよなと思ったり……
テレビから伝わる新年快楽、いつかライブに行ってみたいな。
台湾独自の文化「電子花車」が見られるかも!
台南で何度か年越しをしたのですが、ホテル前の道にヒロミゴー!?巨大トラックが道路を封鎖し簡易ステージが組み立てられ、周りにはオセロのように円卓が並ぶ。
そのトラックが言うならば日本のデコトラトランスフォーマー!台湾では「電子花車」と呼ばれる移動式舞台なのです。
昔から冠婚葬祭などのイベントで廟や路上で歌やマジック、ダンスなどのパフォーマンスをする文化がある台湾。でも露出多めの女性が踊ってたりするので良く思わ無い人も多く、さらに都心では路上での許可がおりないので見られるのは地方都市のみ。
私も台湾映画の中でしか見たことがありませんでした。
もし見つけたら大当たり!シンプルなオシャレさ、引算の美学、などという単語ゼロの「電子花車」。貴重な台湾文化なのでぜひ目に焼き付けてください。
廟の近くは覚悟して
旧正月もお祝いするけどカウントダウンもおめでたい、と廟によっては年越し爆竹大開催!するところも。
以前泊まった宿は目の前に廟あり。止まることない爆竹の連続で心臓が何度も飛び出そうになりました。
とくにちゃんと寝たい人や子連れの場合など年末年始の宿選びはちょっと気にした方がいいかもしれません。
もし予想外にも近くで爆竹開催されたとしても、日本と違った年越し体験と思って寝るのをあきらめましょう。
自ら選んで体験する台湾のカウントダウン、俯瞰でみる台湾のカウントダウン、突如目の前に現れる異文化台湾カウントダウン、年末年始台湾に行かれる方がそれぞれいいカウントダウンを過ごせますように。
(毎週木曜19:00更新中!次回もお楽しみに……!)
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