理想の相手と結婚して幸せになりたいと思っているなら…。婚活カウンセラーが教えるとっておきの秘訣
元夫への感謝の気持ちが、自尊心を取り戻すきっかけに
M里さんの場合は、元夫への根深い恨みも大きな課題でした。元夫を恨み、見下すことは、自分自身の過去を見下し、否定することにつながります。私はM里さんに「ごめんねワーク」を勧めました。自分自身に、そして元夫に心の中で謝罪をすることで、自尊心を取り戻すワークです。
「ごめんねワーク」を続けているうちにM里さんは、元夫を恨む気持ちが薄れてきたそうです。考えようによっては、2人の子どもたちに出会えたのも元夫との縁があったから。夫がケチなおかげで娘も息子も早く自立して、それぞれ自分の力で生活しています。そう考えて過去の夫の言動を振り返ると、心ない言葉や行いは彼の不器用さからのもので、悪気があったわけではないと思えるようになりました。
元夫への恨みや見下しが少しずつ薄れ、やがてなくなっていくと、自分自身を見る目が徐々に変わります。「私なんて」と自分を卑下することがなくなり、日常においても、感謝することや喜びを感じることも増えてきました。「私には幸せになる価値がある」「理想通りの相手と出会い、愛される」と言い聞かせることで、それが現実になります。今度こそ幸せになることを自分に許して、M里さんは結婚相談所に登録をしました。
M里さんは、ようやく婚活のスタート地点に立ったところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。次回の婚活ストーリーもお楽しみに。
▶▶20時間の出産を終えた私に、夫は「次は男の子だな」と言い捨てた。55歳で離婚、「再婚活」をスタートしても、自尊心は低いままで
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)
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