アラフォー美容師が教える「GUヘアアクセ」を使った華やかアレンジ
仕事関係の忘年会や友人とのパーティ、クリスマスデートなど12月はイベント盛りだくさんシーズン。
おしゃれをして出かける日はいつものひとつ結びというわけにはいかないけれど、髪がまとまりにくくなっているので、アップヘアにするのも面倒。
そこでオススメなのがダウンスタイルです。
ひとつ結びの延長線なので、はりきった感じにならず、おしゃれ力をアピールできます。
さらに華やかさをプラスするにはヘアアクセが大事な要素。今回はGUのヘアアクセを使った大人の華やぎヘアをご紹介します。
教えてくれるのは同世代の美容師・津野美奈子さんです。
GUのマジェステ×くるりんぱヘア
使用するのはマジェステ。すっかりヘアアクセの定番となりました。ゴールド調のヘアアクセなら、上品に見えるのでアラフォーにぴったりです。
アレンジスタイルはこちら。
アレンジの仕方はとっても簡単。プロセスをみていきましょう。
①ざっくりと半分に分けて結びます。
分け目がはっきりと出ないようにジグザグに分けるのがポイントです。耳より下あたりで結びます。
②それぞれくるりんぱにします。
結び目の上を割り、毛束を通してくるりんぱ。毛束がねじれた部分から髪をを少しずつ引き出してくずします。
③2束をまとめて結びます。
髪全部をまとめるのではなく、それぞれ表面の髪(半分くらい)を合わせて結びます。
④マジェステをつけたら完成です。
③で結んだゴムを隠すように上からマジェステをつけるだけ。
<アドバイス>
「最初からひとつで結んでもいいのですが、髪がまとまりにくいアラフォーは小分けにしたほうがスッキリと見え、さらにくずれにくくなるのでおすすめです。また、おろした毛束をふわっと広げすぎると若づくりに傾きがちなので注意して。髪全体を巻く必要はありませんが、毛先のパサつきが気になる人はアイロンで毛先のみを巻きましょう。熱を加えることでツヤっぽく見えますよ」(津野さん)
GUのトライアングルピン×フィッシュボーン
三角形モチーフのヘアアクセが引き続き人気です。落ち着きのあるカラーなら浮いて見えず、アラフォーでも取り入れやすい。
セットになったアメピンも飾りとして散らせば華やかさがアップします。ねじった毛束を留める役割もあるので、おしゃれに補強ができるのもいいですね。
ではプロセスを見ていきましょう。
①両サイドを残して後ろの髪を編みます。
毛量が多い人はフィッシュボーンにしたほうが見た目もキレイでくずれにくくなります。フィッシュボーンができない人は三つ編みでOK。編み目を少し広げるようにくずすのもポイント。
②サイドをねじってくずします。
毛先まで髪をねじねじしたら少しずつ毛束をつまみ出し、凸凹とした立体感をつくります。
③ねじった毛束をピンで留めます。
フィッシュボーンをした毛束の編みはじめ部分(根元)に毛束をかぶせ、毛先を中にしまってピンで留めます。
④逆サイドも同様にねじり、編んだ毛束の下に通して留めます。
左のねじった毛束は、③で留めた毛束と交差してからフィッシュボーンの毛束の下を通す。毛先を表に持ってきてピンで留める。
⑤ピンを飾って完成。
トライアングルピンはねじった毛束の毛先を隠すようにして留めて。アメピンはサイドのねじり部分にさす。
<アドバイス>
「このスタイルも髪を巻かずにできます。ふんわり感を出すためにフィッシュボーンとねじった毛束をくずすのがポイント。やり過ぎは禁物ですが、少しラフにすることで古くさくなく今っぽさを感じるスタイルに。髪が硬い、直毛という人は髪に湿り気が残るくらいのときにまとめるとやりやすいですよ」(津野さん)
アラフォーの津野さんも年々髪質が変わってきたと感じるそう。
「今回、同世代に向けて若づくりにならない大人のヘアアレンジを考えたとき、たしかにパサついた髪でゆるふわにすると違和感があるなと思いました。私はもともとクセがありますが、アラフォーになって髪のパサつきとうねりに悩まされています。お客様からも髪がまとまらなくなったと相談を受けることも多いんです。アレンジをするときはそのクセをいかすこともひとつの手。髪を巻く手間が省けると思えばクセもマイナスではなくプラス要素に。また、パサつきも“ドライな質感をあえて楽しもう”と考えを変えるとラクになりますよ。ただ、できれば素髪のままではなく、仕上げにスプレーを吹きかけて質感を整えてあげましょう。キープスプレーでもツヤっぽく見えますよ」(津野さん)
※GUのヘアアクセは12月上旬に購入したものです。
教えてくれた人
nuage(ニュアージュ) 津野美奈子さん
東京・原宿にあるヘアサロン。髪質に合わせたカットで毎日のスタイリングがラクになると評判。幅広い世代から支持を得ている。
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