「モラハラ夫、過去の恋愛、同僚との不倫」複雑に絡み合う4人の運命は…ドラマ「子宮恋愛」主演・松井愛莉さん、大貫勇輔さん【インタビュー】

2025.04.10 LOVE

不倫やモラハラ…本人にしかわからない「苦しみ」みたいなものがあるんだな

主人公・まきが唯一本音が言えるようになり、少しずつ惹かれていく、同僚・山手役を演じる大貫勇輔さん。会社員役で恋愛ドラマ出演は初めてだといいます。

プレイボーイと噂されている山手は、ブラジル育ちの日本人で、大学入学と同時に日本に。明るくオープンな性格ゆえに本音をズケズケ言うタイプで、自分を押し殺して生きるまきを気にかけている。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

――セックスレス、モラハラ、不倫という題材を扱うと最初に聞いたときの心境や台本の感想、魅力を感じている部分があれば聞かせてください

「不倫、モラハラなどだけではなく、この世の中でしてはいけないことはたくさんあると思います。この作品で演じてみて思ったことは、本人にしかわからない苦しみみたいなものがあるんだなと感じました。それで“許される、認められることではない”のは十分に理解している上で、どこか共感してしまうところがそれぞれの役にあるなと思いました」。

 

 

――この役を演じる際に意識していることはありますか?

「マンガ原作ということや、山手がブラジル育ちということもあってか、普段だったらなかなか言わないようなセリフがたくさんあって。それをいかに自然に、いつも言ってるかのように言えるかをすごく練習しました」。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

――客観的に、苫田夫婦についてどう見ていますか?

「いいことも悪いことも、感じたこと、思ったこと、なんでも大切に繊細に思い合って話し合いをすればいいのにって思いました。……それが一番難しいんですよね」。

 

 

――まきの夫・恭一のようなモラハラな気味な人物に共感できますか? 

「まったく共感できません。ちゃんとした、人とのコミュニケーション、自分自身の分析をするべきだと思います」。

 

 

――マンガ原作ドラマを演じるうえで留意している点はありますか?

「マンガ原作のときは(原作を)読み込んで、役に寄せていくことが多いのですが、今回に関しては、マンガ原作ということはわかっていても、いただいた台本と誠心誠意向き合うことが真実かなと思って役を掘り下げて行きました」。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

――「ここを観てほしい」というマニアックなところを教えてください

「まきのかわいい、いろいろな表情です(笑)」。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

第2話より ©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

――現場での印象的なエピソードを教えてください

「八景島での撮影での時間です。みんなで一緒にバイキングに乗ったり、お揃いのチンアナゴのストラップを買ったりしました」。

 

 

――原作との違いで楽しみにしてほしい点、ドラマの見どころを教えてください

「人間ドラマの部分で、(ドラマの)1話から12話に至るなかで4人がどう変化していくのか、それも楽しんでいただけたらうれしいです」。

 

ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れてしまった主人公・まきの婚外恋愛の行方は……しっかりドラマでチェックしてみてください。

沢村玲さん、吉本実憂さんのインタビュー記事は4月16日 21:4配信予定です。ドラマ第2話放送直前、写真満載でお届けします。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

読売テレビ ドラマDiVE 「子宮恋愛 」全12話 毎週木曜 深夜0:59〜放送中
放送後はTVerで無料配信あり

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

 

 

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構成・文/木村美穂

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