NHK有働由美子アナ「あさイチ」卒業へ。48歳の独身女性が出す結論とは?

2018.01.15 LIFE

OTONA SALONEの読者のみなさま、初めまして。ライターのスナイパー小林と申します。各所でエンタメに関するコラムを書かせてもらっているのですが、今回からこちらで『ライター・スナイパー小林の”日々連れズレ”』と題してコラムを連載することになりました。

その内容のひとつは、旬の人を取り上げて私なりの考察をさせてもらうもの。連載初回はNHKアナウンサーの有働由美子さんについて。決してディスるわけではなく、愛ある目線でその人の魅力を伝えていこうと思います。ワイドショー番外編のように読んでもらえたら幸いです。どうぞどうぞよろしくお願いいたします。

***

さて、2018年早々にショックなニュースが飛び込んできた。

『NHK有働アナ、今年3月に『あさイチ』卒業か』

まだ局側からは正式な発表はなく、あくまでも暫定情報。でも今や日本の朝を支えてくれて、当たり前のようにあったあの笑顔と、的確な突っ込みがテレビからなくなってしまうことが想像できないでいる。

アナウンサーとしてニューヨークにも勤務、現在は管理職だという俯瞰で見れば申し分のないキャリアを持つ有働さん。彼女のファンである、ライターのスナイパー小林がその魅力をいくつか並べてみようと思う。

圧倒的な“素直さ”に惹かれてしまう私たち

NHK公式ホームページより

 

有働さんの魅力を語れ、というならば一番に挙げたいのは素直さだ。

『あさイチ』(NHK総合・月〜金8:15放送)では毎週金曜日にゲストを迎えてトークをするのだけれど、彼女はどんな大物ゲストが来ようとも動じることはない。ザックザクと視聴者代表であるかのように質問をぶつけていく。その姿勢は農家の人でも、料理家でも一貫しているところが気持ちいい。簡単そうに感じられるけれど、この行為ができるアナウンサーはごく少数だと思っている。

ただ有働さん(何度もこう呼びたくなるのですが)がごくまれにテンションの高くなる出演日がある。それはイケメン俳優やアイドルがゲストに来た時だ。臆面もなく嬉しそうにはしゃぐ姿を見ると、なんだか朝からこちらもうれしかった。

 

「出産の可能性をあきらめて――」一人で生きて行く彼女の選択

彼女の素直さはまだまだ溢れ出す。一時期、ネットでも話題になったけれど番組内で

 

「昨年ようやく出産の可能性をあきらめて、やっとひとりで生きる自信が出てきた」

 

と吐露。

 

「『みんなには子どもが残るけど、私は結局何もないやん』って死ぬときに思うんちゃうかと……。そう思いたくないから『(今の人生が)満足だ』と思おう、思おう、思おうって……。(考え方に)ブレもあるし恥ずかしいぐらい揺れる」

 

イチ局アナの発言とすればかなりの衝撃だった。

朝8時台のワイドショーの司会は難儀だと思う。午前中こそ忙しい主婦たちを番組の虜にさせて、番組に喰らいつかせるという大きなお題があるからだ。

審査の厳しい主婦層の心をキャッチするには、好感度だけではクリアできない大きな壁がある。そこを有働さんは申し分のないキャリア、素直さをフルで使って飛び込んできた。

結果、平均8%をいう高視聴率をキープしている。

当たり前かもしれないけれど、コンビを組んでいるイノッチへのサポートも抜群だ。初めて大型情報番組の司会を担当した彼が、先輩の教えもあってなのか、最終的にキンキンの後を引き継いで“あなたの街の宣伝部長”にまで昇格した。それも可愛い弟を愛でるように寄り添ってきた有働さんの力は大きいはず。パワスポかよ。

そんな有働さんが4月の朝から見ることができなくなる。寂しいけれど新しい自分を迎える彼女を応援したい。今生の別れではないのだから。

 

余談で。NHKで有働さんと言われて忘れたくないのが、紅白歌合戦で毎年披露していた露出度高めの悩殺ドレス。中でも2013年のゴールドドレスのインパクトは忘れられない。あれは毎年の風物詩になると思っていたのに、アナウンサーは交代してしまったのが残念。ちなみに有働さんは局アナで総合司会という立場にあるので、地震など緊急事態が起きた場合にニュースを読む役割があった。

 

「あのド派手、タイドドレスでニュースを読むのか……」

 

と、いろいろ考えてしまったことも、“大胆さも魅力”の有働由美子ということでコラムを終えておこう。

 

 

スポンサーリンク