
いま幸せではないと感じているあなたへ【暮れの酉 幸せに気づくエッセイ♯1】
占い好きのあいだで当たると評判の占い師、暮れの酉さん。彼いわく、「運がいい」とは“幸せに気づきやすくなっている状態”のことをさすのだそう。誰のまわりにも幸せのきっかけはあるのですが、運が悪いとその幸運に気付きづらくなってしまいます。巡ってくる幸せを逃さないようにすることが大切なんですって。
そんな暮れの酉さんからのお守りのようなエッセイが電子書籍『あなたの目の前にある 幸せの気づき方』(暮れの酉)になりました。ながらくオトナサローネで連載されていたエッセイは、「読むとまるで占いに行ったあとのようにスッキリ前向きになれる」と人気を博しました。あなたに訪れる“幸せ”を逃さないための、暮れの酉さんのエッセイの一部をお届けしますね。
「幸せ」とは……ダイヤモンドを求めていませんか?
いま目の前に悲しいことやとりたててつらいことがないのに、幸せでないと感じてしまう。何かが足りない。満たされない。もっと幸せになりたい。そう思うものの、じゃあどうなりたいの?と聞かれたら、答えに窮してしまう。占い師をやっていると、そういう人にたくさんお会いします。
「幸せ」ってなんでしょうね。おいしい食事をいただいたときに胸を満たしてくれる気持ちだったり、好きな人の笑顔が見られたときの心躍る気持ちだったり。毎日の生活に、うれしい「何か」が舞い込んできたとき、幸せを感じますよね。でも、悲しいかな、気持ちは移ろってしまいます。どんなにうれしい出来事も、時間がたてば日常にとけてしまって、幸せだった気持ちは薄らいでしまいます。そしてまた、いつもの「そんなに幸せじゃない日常」に戻ってしまうわけです。
言ってみれば、「幸せでない」というのは特段うれしいこともない、ごくごく普通の毎日を過ごしているということ。僕の人生を振り返ってみても、とりたてて人に話すことがないような普通の日が99%を占めるのではないでしょうか。だからといって人生の99%は幸せじゃなかったのかといえば、そうでもない気がします。
ベッドに入ってすぐスッと眠りに落ちるときや、朝の光で気持ちよく起きられたとき、駅に着くとちょうどいいタイミングで電車が来たとき。何かよいことが起こりそうな、そんな気分になったりします。誰かにかけてもらったやさしい言葉や楽しかった出来事を思い出して、思わず頬をゆるめるときも同じ気持ちになります。現在形であれ過去形であれ、ちょっとだけ特別な、小さな出来事。ちょっとだけ弾む心。それらに「幸せ」って名前をつけてもいいんじゃないかなと僕は思うのです。
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