「ママのため」じゃなく「自分のために」。家事を“生きる力”に変えるために親ができること
「それはヤングケアラーかも」と言われて
そんなモヤモヤを抱えていた頃、保育園の先生にふと声をかけられました。
「お母さん、無理してない? 最近、お姉ちゃんがお迎えに来ることが増えたけど……お仕事、忙しいの?」
私は笑ってこう答えました。
「まぁ、忙しくさせてもらってます。でも夕飯づくりは長男が手伝ってくれるし、お迎えも長女が助けてくれるので、すごくありがたくて。この間なんて、“部活を辞めればもっとママの手伝いができるよ”なんて言ってくれて……」
すると、園長先生は、少し間をおいてこう言ったのです。
「お母さん、よく聞いて。それは“ヤングケアラー”の可能性があるよ。子どもって、“ママの役に立ちたい”という気持ちで無理をしてしまうことがあるんです。本人が“つらい”って言えないことも多いから、気をつけて見てあげてくださいね」
私は全く気づいていませんでした。でも、冷静に考えると、長女のまわりに同じような子はいません。もしかして、ずっと無理をさせていた……?
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岡本ハナ
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