不登校でいちばん大切なのは「母親が絶望しない」こと。単に集団授業に向かないだけ、プロに相談しながら「子どもにあった学習を探す」
不登校に絶望しないで!考え方を変えれば時間の余裕が「強み」にもなる。教育は選べる時代
その決断が功を奏し、A君は少しずつフリースクールに馴染んでいきました。
「ある日、得意な絵を褒められたらしく、ニコニコして帰宅。今では、フリースクールでできた友達の話を楽しそうにしてくれます」。
先日は電車が事故で止まり、友達3人とバスを乗り継いで通学したというA君。GPSを見ていたまいこさんは、「長時間立ち止まるポイント」があることに気が付き、「あの4人はなにをしているんだ?」と怪訝に思ったそう。
「後から聞いたら“虫を観察していた”とか“話に夢中だった”とか。まさに男子の冒険でした」
現在は、2科目受験で私立中に進学したフリースクール出身の先輩や、ボリュームゾーン校に進んだ妹の娘を参考に、独自の受験プランを構築中。算数・国語は塾、理科と社会と英語は通信教育というスタイルを取っています。
「学校に行けなくなったことには戸惑いましたが、気持ちを切り替えて、その時間に中学受験に特化した勉強を進める方向に舵を切りました。私自身がうつになって、何もかも手放して休んだ経験があったからこそ、“子どもにも無理をさせず、プロに早めに相談する”という選択ができたと思っています」。
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