72時間、あなたの「防災リュック」で生き抜けますか? 防災リュックに「入れるべきもの」とは

2025.08.02 LIFE

≪入れるべきもの①≫「命を守る道具」

【「避難中」に必要なグッズ】

まずは避難場所・避難所まで移動する途中で死なないための防災グッズが必要です。避難中に身につける装備品や、途中で情報収集をするための道具などが含まれます。

 

必要な装備品は、使用者・季節・時間・災害の種類ごとに変わり、一方発災前に事前避難をすれば必要な物の量が減ります。自分の場合は何が必要かを考えつつ、早めの行動で危険な状況を回避し、装備品の量を減らすことがポイントです。

 

 

【「避難先」で必要なグッズ】

続いて、熱中症や低体温症による被害を避けるために、避難先で体温を維持するための道具を準備します。

 

屋外の避難場所へ移動した場合は、夏の日差しや冬の寒さへの対策が重要ですし、屋内の避難所であっても停電・断水が生じている場合は、冷暖房設備が動きませんので道具で対処することになります。

 

地域だけでなく季節により重要なものが変わるため、シーズン毎の入れ替えが必要です。

 

 

≪入れるべきもの②≫「生活をする道具」

【「寝具と衛生管理」に必要なもの】

避難所では、寝る場所があっても寝る道具が不足しがちです。特に避難者が多い場合は、備蓄品の毛布1枚を分けあう状況となるため、床に敷くマットや羽織るシート類が必要です。

 

また停電・断水が生じている場合は衛生管理も問題となるため、水のいらない歯みがきグッズ、携帯トイレやウェットティッシュなどを持参し、ライフラインを物で補うための準備が必要となります。

 

 

【日用品・生活用品】

日常生活で必要となる、ちょっとした小物や日用品も、持ち込む必要があります。

 

生活スペースを照らすためのLEDランタンや、支援物資・生活用品などを整理するための収容納品、貴重品を管理するための道具なども必要です。

 

避難先には、自分が持ち込まなかった道具はなにもありません。優先順位は命を守る道具が上ですが、最低限の生活用品も忘れずに準備をしておきましょう。

 

 

【飲料水・食料品】

避難所には配付用の飲料水・食料品を備蓄していますが、多くは主食のみであり、分量も3日間×3食分が配付されることは稀です。特に避難者が多い場合は、あらゆるものが不足します。

 

またアレルギーを持っていたり、食べ物に好みがあったりする場合は、全てを持ち込む必要があります。「何ももらえなかった」を想定し、潤沢でないにせよ生き延びられる量の水・食料を準備しましょう。

 

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