「子どもが悲しそうに言ったんです…」ようやく気づいた、“これはモラハラだった”という現実

2025.08.16 LIFE

誰かの機嫌で、自分の人生を曲げたくない

「このまま、自分を見失ったまま生きていきたくない」

「最後に、ちゃんと笑える人生を送りたい」

Tさんは、ようやくそう思えるようになりました。どれだけ妻を優先しても、どれだけ子どものために尽くしても、「自分の人生」は戻ってきません。


離婚の意思を伝えると、妻は激しく取り乱しました。

「絶対に離婚しない」「子どもは渡さない」と、怒鳴り、泣き叫びました。

それでもTさんは、もう揺らぎませんでした。

もちろん、子どもに会えない時間は、胸が張り裂けるほどつらい。でも、自分が壊れていく姿を見せ続けることが、子どもの幸せにはつながらない。そう、はっきり気づいたのです。


今は、妻と距離を置き、やり取りはすべて弁護士を通しています。面会交渉や家のローンの清算など、少しずつ話し合いが進んでいます。

もう誰かの機嫌に振り回されず、自分の意志で、自分の人生を生きていく……

Tさんは今、確かな一歩を、踏み出しています。

<<本記事の前編:「子どもが生まれた瞬間、妻が別人に」義母とタッグを組んだ妻が僕を支配し始めた日々

 

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