春先もまだまだ使える! 「ヴァセリン」でメイクを仕込む3つの裏ワザ
春になると、冬の間にヘビロテしていた保湿コスメからは、ちょっと遠のいてしまいがち。「もう湿度も上がってきたし、使い道が限られちゃう」などと思いつつ、開封したもののそのまま使わなくなってお蔵入り……なんてお心当たりも、多々あるのではないでしょうか。
そして、冬の保湿コスメ二大巨頭と言えば『ニベア』と『ヴァセリン』が、瞬時に頭に浮かぶ方も少なくはないはず。
「手元に、持て余しているヴァセリンがあります!」な40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
かくいう私も、手元にある大容量のヴァセリンを「春には、どう使おうか」といろいろお試し中です。今回は、そんな私が40代女性にこの春におすすめしたい“メイクの隠しワザ”をお話します。
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1:まぶたに春らしくみずみずしいツヤ感をプラスするテクに
春になると、目元のメイクも一気に華やかに仕上げたくなるのが、多くの女性の心理でもあります。手元にあるアイシャドウでは物足りず、新しいアイシャドウに手を伸ばしたくなるのも「断然、春!」な女性も多いはず。
しかし、手元にあるアイシャドウを使い切らずにしまい込んでしまうのは、ちょっともったいないお話でもあります。
実は、そんなときにもヴァセリンが使えます。まぶたにヴァセリンを仕込んでからアイシャドウを塗ると、そのまま塗るよりも“濡れ感”のあるみずみずしい目元に見えやすく、飽きてしまったアイシャドウが蘇るテクニックに。ただし塗りすぎるとギトギトになるので、ほんの少量が適量です。
ちなみにヴァセリンは、乾燥しやすい目元への使用をメーカーでも推奨しています。
2:ハイライト代わりのナチュラルなツヤ出しに
この春のベースメイクトレンドは、これまでよりツヤ感をやや控えめにしたふわっとした肌。今までよりもややツヤ感を抑えつつ、ほんの少しだけ今までよりマットな質感が加わったようなハリとうるおいを感じさせる肌を目指しておけば、間違いがありません。
とは言っても、適度なツヤ感や内側からうるおっているような肌に仕上げるのって、意外と手間のかかる作業です。ウィークディの朝に時短メイクを心がけている女性ほど、ほんのりとしたツヤ感を出す手間にウンザリでもあるかも。
そんな時短メイクのシーンでは、ヴァセリンを頬骨の高い位置など“ハイライト”的に薄く伸ばしておくと、瞬時に自然なツヤ&うるおいを感じさせる仕上がりに。光が集まって、“やりすぎ感”のないツヤを出しやすいのです。
こちらも、まぶた同様に塗りすぎるとテカリやギトギト感を生むため、極少量を丁寧に伸ばして。
3:チークに混ぜてほんのり色づいた頬へ
このところ毎年、春先のチークは、じゅわっとみずみずしい質感も気分に。クリームチークやリキッドチークを使った上気したような頬は、もはやブームを超えて定番になりつつもあります。
ところで、手元にあるパウダーチークの色みは気に入っているけれど「質感がちょっと粉っぽいかも……」と思っていらっしゃるなら、ここでもヴァセリンの出番。
パウダーチークとほんの少しのヴァセリンを混ぜて頬に塗ると、みずみずしさが生まれやすいです。
何度も同じお話で恐縮ですが、こちらも付けすぎは、テカリのもとになるので気をつけて。スパチュラの上などでチークとヴァセリンを練ってから指やブラシで塗っていくと、失敗しにくいです。
冬の間は保湿ケアに役立てていたヴァセリンは、春になったらメイクで活用するのも大人流の楽しみ方です。
「保湿コスメは春になったら、処分するしかないかしら……」と思っていた方も、今年はぜひ、春メイクに手元のヴァセリンをフル活用なさってみてください。思いのほか便利な使い道が見つかると、テンションも上がるはず!
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