時間がなくてもキレイに仕上がる! 巻かないアレンジ

まともなスタイリングをしなくても、カットさえキマっていれば何とかなる! そんなのは30代まで。40代になると、キレイにカットしてもクセやうねり、毛先のパサつきなど、丁寧なケアをしてもブローなしでキープさせるのが難しくなります。

とはいえ、毎朝時間をかけてスタイリングなんてできないし、寝坊しちゃうことだってありますよね。そんな時にベンリなのが、アイロンを使わず短時間で仕上がる「巻かない」アレンジ。

今回はアラフォー女性に最も多い、ミディアムヘアのモデルさんを起用して、2パターンのおすすめヘアをご紹介します。

 

タイトな三つ編みで作る、お手軽シニヨン

寝癖はもちろん、毛先のパサつきもうねりもカバーできて、しかもキレイめに仕上がる三つ編みシニヨン。前髪やサイドの髪を残すのがポイント。カジュアルもフォーマルも対応できる、意外と万能なアレンジです。

 

正面、バックから見るとこんな感じに!

根元がフワっと立ち上がった前髪は、普段の分け目と逆にすればOK。ただし、前髪だけでなく、トップの髪も一緒に逆に流し、ワックスでキープさせること!

 

作り方

①  フロントの髪を残して、全体の髪を三つ編みに

前髪とトップの髪を普段とは逆方向に流して8:2分け。少ない方のサイドと、残りの髪を全て真後ろでまとめ、根元から毛先まで三つ編みを作ってゴム結びに。

 

②  三つ編みした毛先を輪っかにして、毛先をゴムに挟む

①でゴム結びした部分のクローズアップがこちら。ゴムから下の髪を上に折り曲げ、毛先をゴムに挟んだ状態にする。こうすると三つ編みが丸めやすくなり、さらに崩れにくい状態に。

 

③  三つ編みした毛束を毛先から内側に巻き込んでピン留め

毛先から根元に向かって、内巻きでグルグルっと巻きつける。根元まで巻いたら、ピンを数本さして固定。最後に前髪にワックスをつけて整える。

 

難しいテクニックは一切不要! 編み込み風ハーフアップ

一見すると編み込みだけど、実はシンプルなゴム結びのみ! 最近はくるりんぱで編み込み風スタイルを作る人も多いけど、意外と髪がボサついて仕上がりがキレイにならないもの。この方法ならどんな髪質でも美しく作れます!

 

正面、サイドから見るとこんな感じに!

結ばない部分を半分以下にするのがポイント。こうすると毛先のパサつきが目立ちません。ゴムの上からアクセを被せると、さらにエレガントな雰囲気に。

 

作り方

①  こめかみ部分の毛束を左右から取り出してゴム結び

髪をコームでとかし、全体にヘアクリームをつけてからアレンジスタート。両サイドのこめかみ部分から毛束を均等に取り出し、バック中央でまとめてゴム結びを。シリコンゴムを使って。

 

②  ①でゴム結びした部分のすぐ下から毛束を取ってゴム結び

①の毛束のすぐ下の左右から毛束を引き出し、今度は少し右側に寄せた状態でゴム結びする。①のゴムが隠れるように結ぶのがポイント。

 

③  ②でゴム結びした部分のすぐ下から毛束を取ってゴム結び

②と同じようにゴム結び。今度は少し左側に寄せた状態で結ぶ。結び終えたら、①、②、③のゴム結びした毛束を1つにまとめ、③のゴム上に重ねて結ぶ。最後に上からヘアアクセをつけて完成!

 

ハーフアップはピンも一切不要。旅先でも活用できるアレンジ術は、覚えておいて損はありませんよ。

 

撮影協力:EMBELLIR/鈴木富美子さん

EMBELLIR代表。都内有名サロンを経験後、高橋亜季氏とサロンオープン。和装やウェディングなどのハイレベルなヘアアレンジを得意としており、数多くの女性誌などで作品を披露。サロンでは自身がプロデュースする水牛角のヘアアクセ・FUCAも販売中。

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