「結婚式の費用と援助を返せ!」義父まで加わったモラハラで、夫への情が完全に消えた日
責任転嫁で「被害者」を装うモラハラ夫の心理
ここには「自分の立場や優位性を守るためなら、真実よりも世間体を優先する」というモラハラ特有の心理構造があります。浮気の事実など一切なくても、「浮気をしているのだろう」と言い切ることで妻を“加害者”に仕立て、自分は“被害者”の立場を装うのです。
それによって、自分が周囲から「離婚される夫」として責められるのを避けたいのです。妻からすれば理不尽極まりない話ですが、この「責任転嫁」はモラハラ加害者がよく用いる典型的な手口です。相手を悪者に仕立てることで、自分は正しく、潔白で、世間から非難されない立場に収まろうとします。
「離婚したい」という妻の言葉は、夫にとって「自分が否定された」という屈辱に直結します。しかし、彼らはその屈辱感を素直に受け止められず、「自分に問題がある」と内省する代わりに、「お前が悪い」「浮気しているからだ」と責任をすり替え、相手を悪者にしてしまうのです。
真実よりも世間体を優先し、自分は潔白で正しい立場に収まろうとする。
それが、モラハラ夫の根底にある心理構造なのです。
調停の申し立てをすると伝えたら、なんと… 次ページ
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モラハラカウンセラー
麻野祐香
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