がんに向き合い続けた医師が語る、がん治療の40年。「フアイア内服免疫クリニック」が静かに支持される理由とは

2025.09.30 WELLNESS  [PR]

Presented by フアイア内服免疫クリニック

「ただひたすらがんに向き合いたくて、外科医になりました」。

こう言い切るのは外科医・免疫学者・漢方専門医のトリプルメジャー医、新見正則先生(新見正則医院 院長)。40年にわたり、少しずつアプローチを変えながら追求してきたがん治療について伺います。

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たった40年前、がん治療は「10人に1人が命を落とす」大規模な外科手術も選ばれていた

「ぼくが医師になった1985年、がんの治療といえば外科治療がすべてでした。たった40年前、化学療法も放射線治療もさほど奏功するとは考えられていなかったのです」

 

こう語る新見先生。卒業後、医局として選んだ慶大病院でも生体肝移植などの移植治療が始まり、より大きな手術を手掛けたいと移植外科を志したそう。ちょうどオックスフォード大医学部への留学が浮上し、「移植外科をやるなら海外が本場」と渡英を選択。93年から5年間、移植免疫学を学びました。免疫学で博士号を取得後帰国、帝京大学病院に所属します。

 

「ですが潮流は逆行しました。1985年ごろから抗がん剤がいいと言われ始め、2000年ごろにはハーセプチン、分子標的薬も登場。いよいよ今に至る『大きい手術はしない』流れになっていったのです」

 

たとえば乳がん。85年当時に標準的だった「ハルステッド乳がん手術」は乳房全体、大胸筋、小胸筋、そして腋窩リンパ節をまとめて切除する手術でした。しかし、1980年代に提唱された「フィッシャーの理論」により、大きく取っても小さく取っても生存率は変わらないことが明らかになり、手術は縮小方向に向かいます。やがて、最初は誰もが信じなかった抗がん剤が、ミラノスタディを経て一定以上奏功することがわかり始めました。

 

「85年当時にはがんは不治の病と呼ばれ、しかし近々制圧できると言われていました。でも全然なくならなかった。だからこそ、ぼくはよりよい道を探すために40年の間に専門領域を広げ、複数の視座からのアプローチを試したのです」

 

「たったひとつの冴えたがん治療」がない以上、プラスオンできる選択肢はあればあるほどいい

 

新見先生はオックスフォード留学からの帰国後、移植免疫の研究と併せて、日本にはじめてがんのセカンドオピニオン外来を導入したと言います。直接移植と関係なさそうですが、いったいなぜ?

 

「ぼくはゼロを1にするのが好き。当時日本はまだ医者の言うことを聞け、主治医を変えるなんてとんでもないという時代でしたが、欧米にはすでにセカンドオピニオンの習慣がありました。こんなにいいものはぜひ導入すべきだと勤務先の帝京大板橋病院に保険診療で導入したのが国内初。その後全国に広がりました」

 

このようにがんの周辺も含めてよりよい治療を追求し続けてきた新見先生ですが、しかしあれだけ勢いよく語られていた「がんの制圧」がどうやら簡単には進まないなと言われ始めたのもそのころでした。

 

「結局は単独の治療法だけではそれ以上には生存率も伸びず、複数の治療法を組み合わせてより高い治療効果を目指す『集学的治療』が有効だぞとわかるようになり、今に至ります。残念ながら、結果的に『冴えた抗がん剤・がん治療』はいまだにありません」

 

なるほど、現在の抗がん剤、手術、放射線治療、分子標的薬など複数の治療を組み合わせる治療は「編み出されてきた」治療なのですね。そして、その「冴えた治療」とは何を意味するのでしょうか?

 

「梅毒を例にとると、早く発見できれば誰であっても100%ペニシリンで治癒します。完璧なので変な医療が参入する余地がない。つまり、完璧なものを作れば怪しいものが入ってこないのは自明なのです。これが冴えた治療。同様に、たとえばジェンナーの種痘は100%天然痘を予防できる冴えたワクチンであると言えます」

 

そもそもその、冴えた治療がないのが問題だというのに、他のたとえば「よく笑う」「運動する」「免疫向上」などを含む「代替医療」に意味がないと糾弾することには何の意味もない、と続けます。

 

「散歩でもいいから運動はしたほうがいい、ビタミンD生成のため紫外線は浴びたほうがいい、日焼けがいやなひとはビタミンDサプリを飲んだほうがいい、問題なければお肉も食べたほうがいい。ランダム化が現実的にできないため、確たるエビデンスは取れないけれども、経験的にいいことってたくさんありますよね。こうしたことをちゃんと医療は説明できているのか?」

 

実は新見先生は2013年に、マウスにオペラを聞かせて免疫の活性化を検討する研究でイグノーベル賞を受賞しています。

 

「少なくともマウスレベルでは免疫と環境のあり方は関連しています。悪魔の証明といって、『ない』ことを証明することは極めて難しい。『ないことはない』前提に立つのが科学的態度です」

 

漢方医というより「多成分系の薬剤が好きな医師」だと思う。それは「医師ができる創薬」だから

 

結局のところ結論として、実臨床では漢方をはじめとする多成分系の薬剤がいいだろうと考えた新見先生。天然原料で何かいいものはないかと探し求め、15年前に出会ったのがフアイアという生薬成分でした。エンジュというキノコの菌糸体から抽出された生薬です。

 

「どうやらよさそうだなと思っていたら、2018年にはフアイアが生薬や漢方の世界では初めての1000例規模のランダム化された大規模臨床試験を勝ち抜いたというエビデンスが掲載されました。これを広めることが次の使命だなと直感的に理解しました」

 

抗がん剤を処方する医療サイドには、生薬ではそのようなものは出てこないと思っているでしょう、と新見先生。

 

「しかしこれは消化器系医療学術ジャーナルとして世界最高峰の権威を持つ『GUT』に掲載された内容であり*1、歴然たる科学的エビデンスなのです。ぼくはこのような何かを30年探していた。抗がん剤で苦しむ患者さんたちに向き合うたびに、どこかにこんなことをしなくていい方法がないかとずっと探していたんです」

*1 Gut, 2018; 67(11): 2006–2016.

中国ではさぞかし有名なのでしょうか?と聞いたところ、「いや、中国からの留学生を受け入れたけど、誰も知りませんでした」と新見先生。

 

「漢方医もこうした新薬は嫌いなんです(笑)、漢方の歴史の中にない新しいものだから。エンジュそのものは中医学の古典書に出てくることは出てきますが、その後研究されなかった成分。ですから中医学でも新薬扱いで嫌がられる(笑)」

 

漢方医としてもベストセラーの指南書を多数擁する新見先生ですが、このフアイアには漢方医として向き合っているのでしょうか?

 

「最近ぼくは自分を漢方医と言わず『多成分系の薬剤が好きな医者』と言っています。西洋医学の単一成分の医薬品は医師には作り出せませんが、漢方をはじめとする多成分の組み合わせでの創薬は医師が臨床で編み出せるのです。いいものは歴史があろうがなかろうが使いましょうね、いい薬を作りましょうねとぼくは言いたい。また、同じ理念を持ってくれる若い人を育てるのも仕事だと思っています」

 

「エンジュってつまり、きのこですよね……アガリクスなどもですが、本当にきのこが効くの?」という声も多数あるのではと思うのですが、いかがでしょうか。

 

「標準治療を否定するならともかく、プラスオンできて確かなエビデンスのあるものを否定する合理性はないと考えます。が、ぼくも別にフアイアに固執しているわけではありません。冬虫夏草なんかもいいと思いますが、こちらはまだ1000名規模の試験がない。漢方の知恵は多成分という点に尽きますから、それをいろいろ試せばいいんじゃないかと思っています」

 

西洋薬の最先端のサイエンスは資金面から個人が新しく挑める規模ではありませんが、この多成分の創薬は医師であればキャリアの最後まで試し続けることができます、と新見先生。

 

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そんな新見先生がpluskampo株式会社と共同設立したのが、完全オンラインの新しいスタイル、「フアイア免疫内服クリニック」です。

 

先生が研究する成分、エンジュ由来のフアイアは、自由診療で提供されるものであり、国内未承認の成分です。この治療法に関する詳細、費用、リスク、国内の他の治療選択肢などの情報は、以下のページで全て開示しております。ご関心のある方は、必ずこれらの情報を熟読の上、ご判断ください。

 

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■新見正則医院 院長 新見正則先生

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(東洋医学、整形外科、臨床外科)獲得。