松本潤主演『99.9』明日で深山ワールドが最終回!2時間スペシャルに期待

最近、いかにしてストレスを軽減するかがテーマになっています。そのひとつに取り入れているのが『闇風呂』。単にバスルームの電気を落として、You Tubeの”ヒーリング”で引っかかってくる音楽を流して入浴するだけなのですが、これが効くのです。脳内がすっきりしていく感じ。

同じ要領で寝る前にレコーダーに溜まりまくっている録画したドラマを見るのも習慣にしています。これも部屋の電気を落とす。普段はゼロに近い集中力が一気に高まるのか、作品に泣いたり笑ったり一喜一憂。で、寝ます。安眠の敵と言われているライトを浴びまくってますから、これが正解とは断言しませんけど、心地よく寝られるんですよね。

ちなみに観るのはなるべく笑いの取れるものにしているのですが、昨夜観ていたのが『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系・毎週日曜21時放送)でした。

『99.9-刑事専門弁護士-』公式サイトより

 

全員が深山ワールドに吸い込まれていく最終回へ

99.9%は有罪が確定した刑事事件に立ち向かう弁護士・深山大翔(松本潤)が、事件の事実を求めていくコメディー作品。2016年4月にSEASON1が放送、早くもSEASONⅡが今回放送された。

毎度放送終了後には、演出に仕掛けられた細かなギャグにドラマファンが騒然。ダンカンがゲスト出演すれば『きたの商店街』に『妻美枝豆豆腐店』が存在してたけし軍団を思わせるなど。「よくもここまで……!」とニヤニヤしてしまうシチュエーションの連発。あと深山が堂々と親父ギャグをかましてくるのはもう風物詩だろうか。

この深山がもちろんストーリーの主軸になるのだけど、とにかく良い意味でアホっぽくて好きだ。

いつもニヤニヤしながら薄ら口を開けている深山。弁護士なら稼いでいそうなものを着ているスーツはいつも同じ、使いやすそうなリュックを背負って裁判所に登場する。都合の悪いことは聞かざる、言わざる、見ざる。面倒臭いことはパラリーガルにお任せ状態。

ここだけ聞いていると高田純次に続く平成のいい加減男にしか思えないけど、もちろん深山はここで終わらない。

 

いい大人がワチャワチャ、これは壮大な部活動を描いたドラマなのか

ほとんどの弁護士が関わろうとはしない、ほぼ有罪確定の刑事事件の真実が見えるまで深山は子どものように追いかける。そして0.1%の確率の力を立証させてしまう。その様子だけは本当にかっこいい。というか、主役がガンガン動くドラマが大好物なのでね。

この独特とも言える深山ワールドに吸い込まれていく、周囲の人間。上司・佐田(香川照之)も、後輩にあたる尾崎(木村文乃)も初めは法律家というプライドを堂々と掲げていた。それが忖度目的であったり、優等生ゆえの振る舞いだったりするのだけどだんだん深山のやり方に惹かれて、次第に真似るようにまで発展してる。

この現象を見ていて何が楽しいのかを考えていくと、その様子が部活動に似ているというところに着地。

中高生の頃、部活にひとりはエース部員がいたと思う。そのパターンは「みんな、一緒に頑張ろうぜ!」と部員を率いていく主将的な存在。もうひとつは孤高ながらも異常に運動神経が良かったり、才能に恵まれていてポーンと抜きん出てくる存在。でも周囲はいつの間にか孤高野郎に注目してしまうし、リスペクトさえ覚えてしまう。サッカー日本代表で言うなら本田の存在、クラスというシチュエーションで考えると転校生も同類。それが深山なのだと思う。

そして深山のやり方に感化されたエリートたちが、彼に振り回されながら自分の仕事のあるべき姿へ素直に立ち戻る。それが可愛い。佐田が深山のアシスタント化していたり、尾崎の隠していた趣味の腹話術をからかわれたり。でもみんなが深山風で結果、全員がひとつのチームとなって裁判に勝つ。気付かぬうちに『99.9』はいつの時代も好まれるアオハル作品になっている。

たいがいのドラマはこういうストーリー展開だけど、特にこの作品は部活動色が強い。それがSEASONⅡはより色濃くなっていて、演者同士のどこまでが芝居なのかわからないやり取りが続いていて。ああ楽しい。

最終回。よく見たら2時間スペシャルなんですね。こりゃ夜中に電気を消して観るときは、いつもより長く見れると楽しみが増えました。

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