彼氏が途切れない女って?【40代女性のリアル恋愛#2】

2018.03.31 LOVE

恋愛は10代や20代といった若い人たちだけのものではなく、オトナにはオトナの恋愛があります。恋愛をしている40代、50代の人たちもたくさんいるのです。一方で、恋人いない歴8年以上のOTONA SALONE編集長アサミのように、恋愛から遠ざかっている40代がいることも事実。

実際、40代女性たちの「いま」の恋愛事情はどうなっているのでしょうか? 40代女性の恋愛事情を本音トークで語ってもらう【40代のリアル恋愛】シリーズ、始まります。

前回の第1回に続き、「出会いがない女」代表・OTONA SALONE編集長アサミと、「彼氏が途切れない女」代表の40代バツイチ・シングルマザー女性・Mさんで、40代の恋愛が始まる「出会い」について語り合いました。

 

男性から「誘わせるスキ」をつくるコツ

M:私は個人的に、女友達とつるまないのも大事かなと思っています。

ア:それはどういう理由で?

M:独身の女友達を見ると女性同士でつるんでる人が多くて。昔はそこまでつるんでなかったはずなのに、だんだん一緒に行動できるお友達も限られるのかしら、本当にどこでも一緒で。

ア:確かにありますね……。

M:これ男性も誘うスキがないよね?って。女性同士で楽しそうなオーラも出るから、男性が入れなさそうに見えます。

ア:なるほど。まぁ、わたしもそっち寄りかな。女同士ばかりじゃないけど。男女問わず、誰かと一緒にいるときの写真をSNSにはアップしがち。一人のものは、面白モノくらいかな。

M:でもね、SNSで一人で飲んでるところを出してると、誘いやすいみたいです。

ア:確かに……客観的にみたらそうかも。

M:充実してそうだから男性がお誘いしにくいと思います。

ア:アップする趣味の内容もありますよね。センベロみたいなお酒の写真が多いとお酒を飲むのが趣味だと思いますもん。

M:一人酒している女性なら、特にね。

ア:私なんてアイドルのライブに行った写真アップしてたけど、そこから男性が誘ってくるとかはないですよね。女性からはものすごくコメントもらうけど(笑)!

 

男性との「出会いが多い趣味」って?

M:そういう意味では男性から関心の高い趣味って大事かも。でも、アサミさん、最近ゴルフが趣味なんですよね? 誘われませんか?

ア:ゴルフね!うん、5年くらいやってるけど最近やっと楽しさがわかり始めて! スコアも上がってきたから、私ゴルフやってますって言うようになったの。そしたら誘われるようになってきた!

M:ゴルフで出会いが増えたでしょう?

ア:確かに増えました。でも……今のところとっても健全なおじさまたちと健全にゴルフするだけですね。恋愛のにおいは一切しません。みなさま、お待ちしてます(笑)。

M:ゴルフを趣味にしている男性は多いし、アピールしたほうがいいですよ! 私の友達にも結構いますよ、独身でゴルフ大好きな仕事バリバリ男子。

ア:SNSにアップする趣味の種類って大事なんですね。

M:ライブにも行くでしょ? 出会いあるんじゃない? 友達になったりしません?

ア:私の場合、アイドルのライブなので(苦笑)。お客さんは女性ばっかりだから……。

M:そうか……。私が行くライブはロック系だから、男女ともに出会いがあるんですよね。だからそこで友達になったりもある。恋愛に発展したことはないけれど。

 

40代からの出会いは「ゼロスタート」ではなく

ア:ここまでのお話を聞いていると、出会いといってもまったく「新しく知り合う出会い」というわけじゃないんですね。

M:そうですね。

ア:フェイスブックの友人や知人、お酒、同窓会……過去になんらかの接点のあった人たちと「再会する出会い」が恋愛につながってる感じですよね。ある程度社会的な共通点のある人たちですね。

M:出会いって完全なゼロから始まるものではなくて、ある程度フィルターのかかった知り合いの群れの中にあるのかも。

ア:知り合いの群れの中にこそ、恋愛につながる出会い……。

M:私は男性に誘われやすいほうだと思うけれど、かといってSNSでとりわけ恋愛したいと書いているわけでもないんです。身元がある程度わかるもの同士の「気軽さ」があるとは思います。

ア:なるほど。出会いのチャンスを増やすには、1つ目は自分の弱みを見せるという「スキ」ってものが大事なんだなと。

M:誘ってもらうのを意識してじゃないんですけどね。

ア:2つ目に「男性が誘いやすい趣味」ですね。お酒でもセンベロでOKというような、男性が誘いやすい趣味。

M:そうね。お酒、ゴルフとかですよね。

ア:3つ目に同窓会のような「昔からのつながり」。しかも小中高ではなくて大学以降。それもクラス会やゼミ会ではなく、学校単位の大きなもの。あと、自社だけではない、同業他社との同期会、そういうものを経由して出会うんですね。

M:うん。そういう意味ではフェイスブックが出会いや再会のきっかけになってるかも。

 

出会ったあと恋愛に発展するか問題

ア:あとは、出会ったあとに恋愛に発展するかどうかですよね。なんとなく、私とは男性との距離感が違うのかな。

M:うん、これは自分ではわからないことなんだけど、違うかもしれませんね。

ア:私は礼儀正しすぎるって言われるかもしれない。年上の男性には親しくなってもわりと敬語のままだし。

M:私はスイッチを切り替えて甘えるシーンがあるかも……?

ア:敬語だと、距離を縮めにくいのかな?

M:うーん、どうだろう、でもこればっかりは身についているものだから、仕方ないですよね。

ア:私はあまりよく知らない男性からタメ口で話されるのも苦手で。だから、出会いがあっても先に進めさせないバリアがあるのかもしれません。こんなにオープンに喋ってるのに!

M:ね、婚活のこともここまでオープンにしてるのにね。

ア:「オープンすぎるて逆に入るスキがない」って言われたことあります。

M:私は、飲みに行くと最初の1/3までは敬語なんだけど、あとはお酒が入ってくるとタメ口になるみたいで。

ア:お酒の勢いでタメ口になっちゃうほど飲めないんですよね、残念ながら(苦笑)。眠くなるか、具合が悪くなるから……。

 

子どもがいる女性のデート事情

ア:ちなみに、いまのカレとはどういう日に会うんですか? 土日? 平日の夜?

M:私は平日が休みだから、平日の午後から夕方まで会ってたかな。相手が職業柄、結構コントロールできる人で。

ア:夜は?

M:夜は子どももいるし、家に帰ります。

ア:どんなところでデートするんですか?

M:その人は飲むのが本当に好きだから飲んでばっかり。でも、カレが私に時間を作ってくれるだけで価値があると思ってるから、私はそれでOK。

ア:いまのカレとの再婚は考えたりしません?

 

シングルマザーの恋愛は再婚につながる?

M:いま再婚は考えてないかも。今後は結婚そのものをしないかなー。

ア:シングルマザー的には再婚はない⁉

M:前の夫は、割と自分のことはできる旦那さんだったから、その他の人と付き合ってみると意外に男性って自分のことができないことに気づきました。

ア:ああ、同世代から上は家事できない男性のほうが多いかもですね。

M:もし再婚するとしたら子育てが終わってからだけど、長い間ぐっちゃぐっちゃになって子どもを育てたあと、また男性のぐっちゃぐっちゃな生活のお世話する理由が見当たらなくて。

ア:なるほど……孤独死が不安、みたいなことは考えませんか? 未婚の独女はわりと考えるんですが。

M:本当に一人になっちゃったら考えるのかもしれません。

ア:やっぱり、子どもがいるからですか?

M:子どもをあてにしてるわけではなくて、いま実感がないだけ。もしかして子どもが巣立ったら急に寂しくなるのかもしれません。

ア:

M:この3日間子どもが旅行中なんだけど、3日寂しいので全部飲みに行く約束入れてるくらい。

ア:相手から結婚の話は出たりしませんでした?

M:あったけど、うーん。僕はやっぱり自分の子どもがほしいって言われてフラれることもありました。

ア:今の彼と別れても次があると思う?

M:うーん、そもそも今の彼とお別れしないと思う。いまのところ別れる理由がないからねえ。一目惚れしたくらいなので、本当に好みで。

ア:40代、50代、今後も恋愛を続けていくだろうな、というわけですね。そう言い切れるのがうらやましいです!

 

【2回シリーズ了。不定期連載です!】

前編はこちら

 

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