新年度の「かくれ値上げ商品」はコレ!値段ではなく量に注意すべし

新年度が始まり、新たなスタートをきった方も多いのではないでしょうか。新しい環境になっても、お金の収支はきちんと守っていきたいですね。

冬の間は野菜の高値が続きましたが、最近は落ち着いてきています。しかし、その他のもので値上げが決まっているものがあり、トータルでは厳しいお財布事情にならざるを得ない状況でもあります。

値上げするものが多い中で、価格据え置きの商品があるのは助かりますが、よく見ると中身の量が減っていて、実質値上げになっているケースがあります。

今回は、そんな「かくれ値上げ」の商品をお伝えします。

 

牛乳などの乳製品

毎日飲む牛乳は、値段が気になる商品のひとつ。1000ミリリットルパックが主流ですが、実は900ミリリットルのものがあります。パッケージをリニューアルして、中身を1割減、お値段そのままで、これでは実質値上げですね。

1000ミリリットル用の紙パックは、実は体積が1000ミリリットルよりも小さく作られています。紙は中身によって膨らむので、これでちょうどいいのです。しかし、そのためか1000ミリリットルパックと900ミリリットルが並んでいても気付きにくくなっています。

牛乳だけではなく、ジュースにも900ミリリットルの商品が出てきています。また、他の乳製品では、アイスクリームやチーズが値上げになっています。

 

おにぎりなどのコメ製品

昨年の天候不順で、コメの卸値が上がっています。そのため、コンビニのおにぎりにも影響が出てきています。コンビニ各社では、新しい具にするなどダイレクトな値上げにならないようにしていますが、コメの量を減らして小さくしたり、ふんわりした握り方にしたりしています。

また、レンジでチンするタイプのパックご飯は、すでに2月から値上がりしています。

コメが原料のおせんべいやおかきなどのお菓子も、枚数や容量が減って実質値上げになっている商品が増えています。

 

パンなどの小麦粉製品

小麦粉の原材料価格が高騰していることと、人件費や物流費のコストが大きくなっていることも影響して高くなっています。人件費と物流費が今後下がることは難しそうなので、今後もジワジワと価格は上がっていきそうです。

パンは、スーパーなどでは安売りの定番でしたが、今後は少なくなっていきそうです。定価が変わらなくても、定価の値段では買わない人が多い商品では、セール品にならないことも実質値上げになります。

 

食品はスーパーで買う人が大多数ですが、ドラッグストアでも安く売っていることが増えています。特にスーパー近くのドラッグストアでは、お客さんを呼び込むために、牛乳、コメ、パンなどがスーパーよりも安くなっていることがあります。

ドラッグストアでは、薬や化粧品を扱っていますが、こちらの利幅が見込めるので、食品の値下げする余力があるようです。買物をする店は賢く選びたいですね。

 

電気・ガスの光熱費

4月から一斉値上げになります。電気・ガスの価格は、3ヶ月前の原油価格の影響を受けますが、2018年1月までの原油価格が高かったため、値上げになってきます。

光熱費の節約は、あまり気にしすぎると毎日の暮らしがストレスフルになってしまいます。電源コードをいちいち抜くより、電気の契約アンペア数を見直したり、家電を節電タイプのものに買い換えたりするほうが、無理なく節約できるでしょう。ガス代は、これから気温が上がるのでそれほど値上がりの実感は出ないかもしれませんが、煮込み料理にはガス調理だけでなく、保温鍋などを活用するのも一案です。

 

さまざまなものが値上げになっても、収入がその分増えれば、経済が活性化されていることになるので値上げでもよいのですが、収入が変わらないのであれば問題です。

家計のバランスが崩れないように、値上げには気をつけていきましょう。

 

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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