「閉経すると女じゃなくなる」は本当か? 日本の半分以上が50代過ぎなのに、まだそんな説を信じるつもり!?【美容ジャーナリスト 齋藤 薫さんと考える「閉経」】
―――閉経をむかえても枯れるどころか、齋藤さんのようにさらに元気に輝けるケースもあるんですね。そうなれる人と、老け込んでいってしまう人の違いはどこに?
実は生物学的にも、閉経後に“女性の黄金期”がやってくるとの見方があるんです。まさにホルモンバランスが崩れていくのが更年期なら、減るだけ減って低度安定、生理前にできるニキビもむくみもなくなって、明らかに肌が若返った。なにこれ? 女でなくなるなんて噓じゃない? そう思うと何だかやたらに元気が出てきて、ひょっとしたら、自分の人生いっそこれからの方が明るいのではないかとワクワクが抑えられないほどだったんです。
いや、女でなくなるという伝聞に従ってしまえば、全部の力が抜けて一気に老け込んでいたかもしれません。自分の場合は更年期前の肌荒れがひどく、それが解決した喜びで既成概念を自らひっくり返す勢いが生まれたから、ラッキーだったと言えますね。でも、まさに50という数字と「閉経」という文字の持つ、極めてネガティブな力に負けて、自ら衰えていってしまう人も少なからずいたはずです。いやひょっとすると昭和の時代までは、ほとんどの女性がそうだったかもしれないですね。そう思うと、何かあまりにも残念すぎて背筋が寒くなるほど。
―――昔から続く、閉経への呪縛みたいなものが意識するしないにかかわらず染み込んでしまっている気がします。私たちがそこから解放されるには、どうしたらいいのでしょうか。
もちろん、閉経は閉経。ごまかしの利かない過渡期なのは確か。でもそれをポジティブに捉えることもできるのを知ってほしい。つまり、このタイミングで一気に枯れるか、逆にこれから開花するか、全て自分の気持ち次第なんです。本当に女でなくなるか、いやいやむしろ女盛りはこれからと思うか、それどころか女として人として、改めて花を咲かせようと思うことも含めて、自分次第だと言いたいですね。
言い換えれば、閉経後からの人生をデザインするのは自分自身。今までは世の中が作ってきた年齢という乗り物に乗って、既成のコースに身を任せるだけだったはずだが、これからは自分で運転してどこにでも行ける。そういう節目なのだと。
本記事では、「閉経すると女じゃなくなる」説の真偽について語っていただきました。関連記事『「ダメ男なのに別れられない恋人のようなもの」だった生理が終わるとき。閉経を隠しておきたくなる女心の正体とは』では、女性にとって生理とは?について、齋藤 薫さんにお話しいただきます。
▶関連記事『「ダメ男なのに別れられない恋人のようなもの」だった生理が終わるとき。閉経を隠しておきたくなる女心の正体とは』
齋藤 薫(さいとうかおる)
美容ジャーナリスト、エッセイスト。東京都生まれ。女性誌編集者を経て、多数の女性誌やウェブメディアに連載エッセイを持つ美容ジーナリストに。美容記事の企画、化粧品の開発、アドバイザーなど幅広く活躍。著書に『“一生美人”力』シリーズ(朝日聞出版)、『大人の女よ! 清潔感を纏いなさい』、『だから“躾のある人” は美しい』(ともに集英社文庫)など。
※本記事は書籍『年齢革命 閉経からが人生だ!』から一部抜粋・編集しました。
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